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新卒社会人の上半期の振り返り。

4月から新卒で社会人になってあっというまに半年が過ぎてしまった。

3月まで大学生だったことが嘘のように、アジェンダとか議事録、オープンイノベーションとか学生の時には使わなかった言葉を当たり前のように使うようになった。

あれだけ社会人になっている自分の姿を想像できなかった幼少期だったのに、いつの間にか社会人のライフスタイルに従順になっている自分がいる。

結論、社会人は想像していたものよりはずっと楽しい。
なぜなら、社会への影響を間近に感じることができるからだ。

大学生までは消費(お金を落とす)ばかりしていたが、社会人になると出会う人が行った事ある場の経営者とかだったり、自分も東京駅近くに新しいバーの立ち上げを経験したり、ただ、傍観していただけだった社会に少しずつ価値を残せるようになっている気がする。(あれば、僕の会社が関わっている事業だ、とかね)

人生は常に様々な決断に迫られる日々だけど、就職活動はまさに、多くの人が人生というスケールの大きい決断に頭を抱えたことだろう。

僕も新卒で今の会社に入ったのには理由がる。

サラリーマンとして役割分の報酬をもらう一方で、自身でもやりたいことがたくさんある。

やりたいという願望がある一方で残酷にも月日はあっというまに流れていく。

自分の好きな言葉で『後悔はするな。だけど反省はしろ』という言葉がある。確かにどれだけ過去を悔やんでも何も生まれない。

だったらこの上半期自分にとってどんな半年だったのかをせっかくなら振り返って行きたい。

『リーダーシップ』と『マネジメント』の違い

まず、僕の会社での役割は会社が運営する飲食店3店舗のマネージャーだ。

現場には立たず、日々リモートで売上を追ったり、分析したり、対策を立てるのが主な仕事だ。

3店舗あるということは3人店長がそれぞれの現場にいて、彼等、彼女等と日々コミュニケーションをして現場で売上を上げていく訳なのだが、上半期で1番の失敗だったと個人的に思うのがマネジメントしかしてこなかったことだ。

※参照:グロービス学び放題

僕の役割(ポジション)は飲食店のマネージャー。
現場の窓口は店長で、その店長の下にはもっとたくさんのメンバーがいる。

日々、現場は動いているので会議などをすると解決しないといけない課題が次々に起こってくる。

僕はその課題を解決するための仕組みやルール作りに注力していった。

なので、現場では働きやすい環境を作れていったのではないかと思う一方で、なんだか現場メンバーの士気というかモチベーションが減少傾向にあるように感じた。

そこで出会ったのが「リーダーシップ」と「マネジメント」という言葉だ。

この2つの違いなんて意識してこなかったが、意味を比較してみると僕はこの半期どうやらマネジメントしかしてこなかったらしいということに気がついた。

マネジメントをする一方で、この店舗は何を目指しているのか、なんのためにそのお店が存在するのか、現場に対して僕は指針を常に掲げないといけなかった。

人の抱負なんてすぐ忘れると冒頭に言ったけど、まさにその通りで、現場は目の前に起こる課題を毎日一生懸命こなす一方で、それがなんのために解決しないといけないものなのか段々と分からなくなっていた。

バッターボックスでくる球をただ、ひたすら打ち返すのと、試合でどう活かすか考えてバッティングしている人の差はとてつもなく大きい。

僕がしていたのは間違いなく前者だ。

だから下半期は、半年という期間で何を目指すのか、という指針決めが一番優先度高く考えて、いち早く現場におろさないといけない。

以下の本はチームを引っ張るために勉強した本達。
(ちなみに日本は指標の違いでアメリカに戦争で負けたんだとか)

なんのためにこの会社で働くのか

僕はゲストハウスで出会った外国人と話して、価値観が広がった。

もっと若い世代が普段いるコミュニティを超えて様々な出会いがあれば生き方の選択肢が変わるはずだと信じて、自身で物理的な『場』を持つことに興味を持つようになった。

地球上の面積の中で、少しだけでも機能が伴った『場』を保持することができれば、そこで働く人、来店する人、荷物を運ぶ人などの経済圏を作ることができ、強制的に人との出会いを創出できる。

自分でも、場を持ちたい。

そんな矢先に出会ったのが今の会社が運営している飲食店で、4月からその運営会社に就職した。

入社した理由としては入社後のポジションが既に決まっていて、マネージャーからスタートできるということ。

業界的に場づくりできる会社は他には沢山あったけれど、3店舗のマネージャーからスタートできる会社は多分、他を探してもないだろう。

そして、もうひとつ。
最近決まった今の会社で働く理由。

それは社内ベンチャーだ。
自分が関わる飲食店で出した利益で、自身で新しい場をを創り出したい。


だからこそ、今のポジションでより一層売上対策をしないといけないし、現場メンバーのレベルアップも必要になってくる。

目標が決まったこれからが、また勝負だ。

関わる人たちがどれだけ稼げるか、幸せになれるか

半年働いてみて、自分は何で評価されるんだろうとふと考える瞬間があった。

僕はたった5人しか社員がいないベンチャー企業の会社員。

名前(学齢や会社名)だけで今後、出世や転職ができる人達と比べたら僕は結果を残していかないといけない。そこだけはとことん突き詰めなければならない。

そう未来について考えた時に、自分が評価される指標とは何か。

シンプルに考えれば『売上』とか『利益』になると思うんだけど、それは結果指標のような気がしていて、つまり何かの目標を追った先にその数字も必然と上がるよねってやつ。

そう考えると追うべき指標は現場で普段働いてくれているメンバー。

その人達が自分が管轄する店舗で、今まで以上の給与が上がったり(定量的)、働けてよかったという体験(定性的)を創り出すことが僕の評価される指標になるのではないかと最近考えている。

だから、まだまだ予約がなくてシフトをつけられてない現状を見たりするとまだまだだなぁって最近思うようになってきた。

まとめ

人生でたった一度の新卒という一年間。

改めて気づいたことは、僕はチームをもっている。
やることなすこと自分だけの人生ではない。

関わるみんなの想いを少しでも照らし合わせてゴールに向かって引っ張っていくのが僕の仕事だ。

さぁ、どんな下半期にしていこうか。



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