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インプットはどこで活かされるか分からない

1年半ほど前に、ご転職のタイミングで何度か面談をさせてもらったクライアントから、「ライフステージが変わり、次のキャリアについて考えたい」というような旨のご連絡が久しぶりにあった。

私としては、そんな大切な人生の転機にご指名頂けるなんて、とても光栄で嬉しいことなので、喜んでお話をお伺いさせて頂いた。

前回お話させて頂いた後からの1年半の出来事などについてキャッチアップしつつ、これからのキャリアについてもお話をお伺いさせて頂いた。

クライアントの方がこれから先に挑戦したいと考えていることと、私が半年ほど前に何気なく参加したセミナーのテーマに共通するところがいくつもあることに気が付き、そのセミナーのテーマや補足情報などについて、共有をさせて頂いた。すると、クライアントの方から「まさにこれです!」というリアクションを頂いた。

私がそのセミナーに参加したのは、本当に何気なく、時間の都合がよくて、会場が素敵なオフィスっぽかったから・・・という些細な理由で、セミナーの内容も「そんな考え方があるのねー、すごいー」というくらいで、正直、私にとっては直接的にそこまでインパクトのある内容ではなかった。(ただ、斬新なお話などもあったので、記憶にはよく残っていた)

セミナーの内容を誰かに話したこともほとんどないし、ひょっとしたらこのまま墓場まで日の目を見ずに持って行かれるはずだったかもしれない。

そんなインプットだったにも関わらず、今回のクライアントにとってはピンポイントな情報として役立てることが出来た。


何かしらのインプットを行う際は、目的があって集中的にインプットを行う場合と、なんとなく興味が湧いたからくらいの、雑なインプットがある。上記は完全に後者だったわけだけれど、それでも役に立つことがある。しかもそれは、自分が思わぬ形で、思わぬタイミングで、思わぬ効果で。

無目的なインプットにもいつか意味が宿ることがあるかもしれないし、インプット同士が結合して、違うアウトプットになるかもしれないし。

要するに、興味の度合いや緊急度はさておき定期的に一定量のインプットを継続して行うことがとっても重要という、わりと普通の気づきを新たにした日でした。

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