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「楽しそうですね」とクライアントに言われて。

私はフリーランスのキャリアコンサルタントとして活動をしている。
転職相談から、自己分析や思考の整理、そのための壁打ちなど、働くことに関するご相談をわりと幅広くお伺いしている。

ご相談の依頼を頂く方は、特にこちらから制限をつけているわけではないけれど、20代の後半から30代半ばくらいまでの方が多い。まぁ、仕事に関してあれやこれやと考えたり悩んだりしやすいタイミングなのだと、自らの経験的にもよく分かる。

ご相談をお伺いして、あれやこれやとお話をして、1度でスッキリというケースもあれば、月に1度だったり四半期に1度だったり、定期的にお話をさせて頂くという場合もある。


先日、知人の紹介で初めてお話させて頂いたクライアントがいた。
20代後半くらいで、転職について考えているということだった。

話はじめてから30分か40分ほど経過したタイミングで、なぜ私がキャリアコンサルタントという仕事に就いているのか?と質問をされて、その理由をお話していた際に、ふとその方から「すごく楽しそうですね」と言われた。

自分では、特に楽しさをアピールしようとしていたわけでもなく、純粋に自分が今取り組んでいることだったり、なぜ今の仕事に就いているのか、ありのままに話しているだけのつもりだったので、楽しそう という言葉に少し意外というか、自分でも驚いてしまい、その時は「そうですか?」とさらっと返してたのだけれど、後からじわじわと嬉しさが感じられた。


現在のキャリアコンサルタントという仕事も、フリーランスという働き方も全て自分で選んだキャリアである。自分自身では合っていると思っているし選択に納得もしている。もちろん思い通りにいかないことだってあるし、想像していたよりも難しい部分もあるのだけれど、楽しんで仕事に取り組めているのだと、周りの人からも見て取れるほどということは、相当楽しいのだろう。


キャリアコンサルタントという仕事を通じて、様々なご相談をお伺いしていると、現状の働き方に対する課題だったり、不満や不安などをお伺いすることもあるし、漠然としたもやもやを抱えている人もいる。

そんな人たちに対して、働く を楽しめるような状態になるようサポートしたり、もやもやをクリアにしていく取り組みは、私にとっては非常にやりがいも感じるし、純粋に楽しい。


仕事は楽しい。
大変なこともたくさんあるけれど、楽しいこともあるし、楽しめるように努力したって全然OK。

100年という人生の中で、仕事が占める時間の割合というのは、決して小さくない。その時間を楽しいものとできれば、人生自体も楽しくなる。
その一助となれるように、これからも頑張ろう。

自己啓発本とか、勉強会とか色々な外部刺激があるけれど、クライアントの言葉が一番のガソリンだと思う。いつもありがとうございます。

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