仕事人としての矜持
堅苦しいタイトルですね。
「矜持」っていう言葉を使ってみたかっただけなのです。
矜持というと、ちょっと聞きなれない感じがしますが、別の言い方をすると、仕事をする上でこれだけは譲れない プライド や 強いこだわり というところでしょうか。
みなさんは自分の仕事について、何か強いこだわりは ありますか?
物事は何事もバランスなので、こだわりが強すぎると、頑固や意固地と言われたりすることもありますが、それでも私は仕事にはこだわりを持っていた方がよいと考えています。
自分なりのこだわりというのは、言い換えるとその仕事を自分がやるべき意義であり、あなたに仕事を依頼する意味 と言えるからです。
必ず納期よりも早く仕上げる。
少しでも付加価値をつける。
必ずユーモアを加える。
圧倒的な完成度にする。
365日どんな状態でも毎日同じクオリティを維持する。
フレキシブルに対応する。
絶対にNoと言わない。
どんなアイデアも否定しない。
諦めない。
期待に応える。
期待を超える。
美しくやる。
人それぞれ、色んなこだわりがあります。
もちろん、上に挙げたようなものを全て網羅しようとすると、パンクしてしまったり、自分が本来持っていたこだわりが薄れてしまうかもしれません。
また、こだわりを持って仕事をしている人でも、ケースバイケースでこだわり方の程度に濃淡をつける必要がある場合があります。
例えば、常に120点のクオリティでアウトプットすることにこだわっていたとしても、緊急事態であれば80点、場合によっては60点で急場をしのぎ、次の課題に取り組まなければならないということもあるかもしれません。
けど、それは一時的なもの。平時に戻ればまた改めてこだわればいいし、いつもと違うやり方で何か別の視点が見つかったなら、新しいこだわりに変えてもいい。
どんなこだわりを持つかは、自分次第。
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急に「こだわり」を連呼し始めましたが、別に頭をぶつけたわけではありません。
最近、自分の専門領域のことだったり、今後の方向性とかを考えていたら、自然と頭が「こだわり脳」になっていました。
#こだわり にこだわっている
こだわりが強すぎると、それが受け容れてもらえない環境だったり、発揮しにくい環境では、働きにくさみたいなものを感じてしまう。けど、それはそれでいい。新しいこだわりに切り替えるか、違う環境に身を置くかの変化点にいると思えばよいわけです。
ちなみに、キャリアコンサルタントとしての私のこだわりは、
「その人の色を引き出す」ことと、
「面談時にひと笑い取る」です。
#いたって真剣ですが、何か?
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