もしかしたら宿命解説 【源頼朝編】③
こんにちは。
香取大介です!
自分も不慣れなのでどんな形で進めようかなと考えながら始めています。「もしかしたら宿命解説」頼朝編。
今日からは基本的に後天運をみながら最終的には頼朝の死の謎までたどり着ければと思っております。あくまでも参考程度でお願いします。
さて、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、ちょうど頼朝の史実が文献に残っていないところを描いておりますが(二話時点)、一話で描かれている、千鶴丸が川に沈められて殺された運勢までをざっとこじつけて行きます。
頼朝は日干支が辛丑ですので、辰巳天中殺の人となります。
物語を逆算して推測すると、八重姫と通じて千鶴丸を設けたのは、25歳(壬辰)の時から、27歳(甲午)の間だと思われます。ドラマでは(大河ドラマは、実際の役者さんが何十年分も演じるのであてにならないと言えばあてになりませんが)千鶴丸はどうみても一歳児には見えませんでしたので、推測が正しいと仮定すれば、頼朝が26歳くらいで生まれた子どもとみてもいいかもしれません。
となれば、彼は頼朝が天中殺の間に生まれた天中殺子ということになります。
また、宿命から見て頼朝の子供は己になります。ですので基本的に頼朝は子供で苦労が必要(苦労しない場合は不幸が必要)というようになります(己は忌神なので)。
そして、結婚はしていなかったようですが、八重姫と結ばれたのもおそらく天中殺期間中ですので、天中殺で始めたことは続かないという理由もあることから、天中殺が明けた時に千鶴丸の人生に何かしら出てくるとみれます。
頼朝は13歳の時(数えで14歳)、伊豆へ流刑となりました。庚辰年です。この歳もまた、天中殺です。なぜ頼朝はそれまで貴族の一員として生活していたのに、ここで(史実からではなく、運勢上の話で)罪人の身分となってしまったのかというのも運勢にしっかり明記されているのですが、それはまた別の機会にするとして、今は、壬辰と大運の癸卯の二つに注目です。卯と辰は「害」です。ただし、自分の宿命の外で害が現れていますから、自分の意志の範疇外でも害が発動します(害が発動するにはある一定の条件がありますが割愛します)。範疇外でもというのは、頼朝の年支にも卯があるからです。このことにより、頼朝の運勢としては伊豆へ流刑となったと仮定できます。(害は災害にあうという意味もありますし、自分と異次元の人(あるいは場所、環境)に遭遇するという意味もあります。)
今までと全く違った環境に頼朝が映ったのは辰年(天中殺)。ですので、次は辰年にその結果が出てもおかしくありません。また、天中殺で始めたことは続かないので、次の天中殺の期間に、監視下に置かれていた頼朝の心境にも多少なりとも自由になりたいという気持ちが湧いてもおかしくありません。また、壬は第一守護神でもありますので、自分が監視下に置かれていた場所で出会いがあってもおかしくないのかもしれません。という勝手なこじつけから、25歳の時に八重姫と通じ、その後千鶴丸が生まれたとみてよいかと思います(天中殺中なので歯止めが利かなくなりやすい)
そもそも不自然な出会いと不自然な子どもであった千鶴丸ですが、頼朝にとっては縁のある子です。ですがこの縁は不自然なものであり、縁があるからこそ、千鶴丸を苦労して面倒をみたようが良かったのですが、頼朝は面倒をみていたとは言えないでしょう。そこで、千鶴丸に悪因縁が飛びやすい年が、乙未年(1175)の頼朝にとって、日干支天剋地冲の年となります。これは、千鶴丸がではなくて、千鶴丸が頼朝の日干支天剋地冲の現象のきっかけになったとみてよいと思います。つまり、頼朝の運勢消化のために、千鶴丸は必要だったとみてよいでしょう。この一件で、頼朝は八重姫とも、伊東家とも縁を切ることになりました。13歳の頃より積み重ねてきたことが全て壊れた年となったのです。
過去の清算を図らずも払った頼朝はここからまた運勢を大きく稼働させていきます。
それが第二話で描かれていましたね。
どうだったでしょうか?
ちゃんと説明もせずにただただ羅列してますが、カッコの中を調べていくとなんとなく勝手にこじつけた内容にたどり着けると思います。
次はいよいよ頼朝挙兵です。
お楽しみにされてくださいね!