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ヤギ児相と、貯金と、村づくりと

 ヤギが生まれましてね。2頭。今のところ立っているし、乳も飲んでいますが、まぁ、普通はヤギってのは1頭が丈夫で1頭は小さいんですよ。今回も、比較的小さい方は、座りがち。まだ保護すべき段階ではないと思い、ヤギ児相こと私は出動していませんが。これが、どうも飲めていないな、となったら、緊急保護ですよ。段ボールに入れて、哺乳瓶でミルクをやる日々が再び始まります。

 と言いたいところですが、今回は、もしヤギ児相の出番となったとしても、飼育をしたいという人がいるので、その人に丸投げしますが。ま、仲間が増えてきてこのように分担できると、楽になっていきますね。最近、保育園などの送り迎えも、頼める人がいるし。自分の仕事をどんどんと削ぎ落としていきたい所存です。

 結局、目指していることは、金を稼いで、そのお金で誰かを雇って自分の得意なこと(お金になること)に集中しよう、ということと似ているわけです。これはほとんどの人に共通する夢だと思いますが、自分の好きなことだけやって、欲しいものが手に入って、生きていければ良いんです。ただ、お金ルートの欠点は、そもそも、お金を稼げる人、というか、お金になるようなことが「好き」な人しか、それが出来ないということです。

 また別の欠点として、お金を媒介させることにより、管理もされるし、取り分も減る。お金を「稼ぐ」ときに、まず、自分が成した仕事量以下の収入しか得られない。特に勤め人だったら、そうです。そしてお金を「使う」時にも、消費税も払うし、目減りする。そしてお金での契約ですから、自由が無い。また、きちんと管理しないと、脱税とかの疑いもかけられるかもしれない。となると、税理士と弁護士を雇って、となる。ま、面倒臭いわけです。

 さらに、そのようなお金の繋がりで、人間は本能的に「幸福」を感じられない、という問題もある。そのような繋がりは、本能が想定していないから、そのような繋がりで脳内物質が分泌されないんです。何で幸福感がもたらされるかというと、信頼できる豊かな人間関係がある、ということです。だったら、お金ルートよりも、人間関係を育てていって、自分の仕事を減らして、好きなことに集中した方が、幸せになるし、多くの人が実現できる可能性がある、ということです。

 ま、それもまた面倒臭いことは、面倒臭いんです。人間関係というのは、面倒臭い。でも、これは個人の好みでしょうが、僕はそんなに嫌いでは無い。人間という動物に興味がある、というとサイコパス風味がありますが。ま、嫌いじゃ無いんです。だから、話し合って、一緒にごはんとか食べて、お互いを知り合うという積み重ねですね、これは貯金するのと似た感覚だと思います。人間関係を育てているんですから、それは資産になるんです。貯金と同じでしょう。その先に安心感がある。そして本能的に、お金よりも安心を感じるんです。

 仕事が減るというのは、良いことです。最近はくそ忙しいからか、マジで暇に憧れます。適度に忙しいぐらいだったらいいんですけどね。マジで朝7時から夜11時くらいまで、隙間がなかったりする。ビジネスマンか、と。一銭も稼いでいないのに。こんだけ忙しくて稼いでいないというのは、一般的には不思議でしょうが、僕は、人間関係という貯金を作っている、その先に村ができると思っているので、自分では正しいと思ってやっているんですけど。暇な方が良いですよ。はい。またあした。

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