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短歌: 記憶につらなるもの

曖昧な香りが好きなのねと言われ思い出すのあなたの匂い

君はなぜ思ってもみないことを言う困らせたいの初恋みたいに

飲み干した赤いカクテル キスの味 眼鏡を置いて頬に触れるの

/かとうなみさ

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