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2023年4月の記事一覧

詩: Tシャツ

Tシャツが風に泳いでいる ちょっと早い鯉のぼりだと思って干した 今にも飛んでいきそうなほど…

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詩: おやすみ

おやすみ おやすみ 目を閉じても怖くないよ 頭を撫でる骨ばった手が魔法をかける おやすみ お…

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詩: 23グラム

指先に23グラムの文鳥が乗っている 軽く一緒にスクワット 意外とずっしり重みを感じる 命って…

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詩: 憧憬

憧憬の地へと旅した先人は 夢をトランクへ詰めただろう 彼の地で描かれた夕陽に染まる岩さえ…

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詩: 変化

目的を果たすためにここまで来た ここまで来れば何かが変わるはず 薄い期待の風船を持ってドア…

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詩: ヒーロー

寝坊した薄暗い朝 カーテンから少しだけ漏れる光を頼りに起きたら 夢にうなされる君の唇へキス…

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詩: 儚いもの

あなたの眼球が綺麗だから欲しいと歌う君 美しい君の声が欲しい僕 儚い愛の形をした感情を共有している幸せが ずっと続けばいいと思っている /かとうなみさ

詩: 理由

ときどき生きている理由が分からなくなる あれ、どうしてここに居るのだっけ 何のために生きて…

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詩: オーライ

どっちつかず 行ったり来たり 選択肢はたくさん 行き止まりもたくさん 何をするひと? 所属は…

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詩: あなたの声

画面の中のあなたの声を聞くたびに 生きててよかったと安心するの 隣で声を聞けたらなんて 贅…

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詩: 向こう側

ゆっくりと終わりに近づく やっとここまで来れた? もうここまで来てしまった? どちらとも…

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詩: 隣に君がいない夜は

隣に君がいない夜は うんと美味しいご飯を食べよう 隣に君がいない夜は 眠くなるまで映画を見…

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詩: 終わりにしよう

乾いた日差しはまだ無くていい 湿度を帯びた眼差しが欲しい 透明な歌に手紙を乗せてあの人へ届…

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詩: ピクニック

天気が良い日はベランダでピクニックを グラスに炭酸水を注いで泡に映る虹を眺めるの きゅうりとハムと卵のサンドイッチを作って 柔らかな風とあたたかな日差しに囲まれながら頬張る テーブルに花なんかあればもう最高の気分 いつもより時間をかけてゆっくり過ごしたら 心地良さに後ろ髪を引かれながら部屋へ戻る そんな妄想をしながら窓の外を眺めている /かとうなみさ