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信じる道を確かめたくて
占いをしていただいた。
何気なく開いた画面に登場したその記事は、以前ストックイラスト仲間のお一人が「よく当たる」とXでポストしてたお方の記事だった。
2024年6月6日
後で知ったがこの日は開運日だったらしい。再開した無印の手帳にも、そういえば新月のマークが書いてあったっけ。
ただ、この記事を見つけた時は、それ以前に「今日お願いした方が良い気がする」と直観的に思っていた。スピリチュアル的にいえば、宇宙と繋がりでもしたのだろう。迷いはなかった。ポチッとすぐに申し込んだ。
普段は占いを信じるタイプでははない。ただ、過去に違うタイプの占いを2回だけしていただいたことがある。もう10年以上前だろうか。
当時は心身ともにズタボロで、何を考えてもハッピーな未来が見えなかった。祈る気持ちで、奈良に住むおばあさまがすごいらしいということだけを伝え聞いて、住所も分からず電車に揺られて大阪から奈良に向かった。予約のすべもないし、行ってみるしかない。駅からはタクシーに聞けばわかると聞いたと伝えたら、タクシーの人は、ああ、あの人ねと言ってお宅まで連れて行ってくださったから、地元では有名だったのだろう。
わたしにとっての占いは、この時の経験もあって「迷いを確信に変えるもの」と思っている。
頼りすぎてはいけない。
占いが何かを変えてくれるわけでもない。
占いはあくまでその時点で見えているものだから、自分自身の行動次第で迎える結果も全く変わる。
変えるのは間違いなく自分自身の一歩である。
行動しかない。
待つことも、
動かないことも、
走ることも、
見渡すことも。
一つ一つの行動を決めて動いた結果の軌跡が、未来に続いていく。
今回は、その「行動」に迷いに迷っていることがあって、気づけば5年以上が経っていることがあった。10年以上切磋琢磨した社員の仲間がこの1年で2人も去り、枝分かれしていく彼らを見送る側にいるわたしは迷っている分、決断した彼らのことをとても羨ましくも感じていた。
迷っているまま進むのはきっといつまで経っても叶わない。でも、動き出したいのに、動けない。気持ちだけが先行して、足だけが地面に吸い付いているような、そんな気がしたまま過ごしていた。だから、このポチッとしたその瞬間は占っていただきたい事柄を割とはっきりと認識していた、、、はずだった。
ポチッとした夜、指定するシャッフル数と引いていただくカードの数字だけをお伝えして眠りについた。神様カードと呼ばれるもので、私自身は初ジャンルの占いである。引いたカードは日本の神様からのメッセージ。占っていただく詳細は伝えていない。
翌朝、ご連絡があった。
詳細な文言は掲載許可をいただいていないので割愛するが、要約すると
「占う内容はこれで本当にいいですか?」
というものだった。占いを開始したものの、迷いや占いたい内容にブレがあるというメッセージのカードが出てきた、とおっしゃるのである。
これが実は、ドンピシャに当たっていた。数字を伝えた翌朝、心は揺れ動いていたのである。あの質問で良かったのだろうか、と本当にブレにブレていた。
ご連絡をいただいてから、しばらくしてもう一度手帳に書き出してみた。「わたし」に何度も問いかけてみた。今、本当に迷いに迷って踏みとどまっているものは何なのか。
結局気づけば質問内容が全部で3つもリストされてしまった。昨夜あれだけ一個に絞ったはずなのに!煩悩の塊である。
ああでもない、こうでもない、と真剣に消していき、ようやく1つに軸が決まった。質問内容のニュアンスは多少変わるが変更することになるため、昨日とは別の数字をお伝えすることにした。
こうして今度のカードは1枚目と2枚目も無事に引いていただけた。結果は「このまま進んでいい」らしい。実際にはもっとしっかりコメントをしてくださっていたが、要約するならホッとしていい、そういうことであった。
占ってくださった彼女には、お礼と、コメントを受けての感想を正直にお伝えした。質問内容は打ち明けてはいないけれど、年初に打ち立てた今年の漢字を連想するキーメッセージが含まれていたことお伝えすると、大変に驚かれていた。文化庁によれば日本の漢字だけでみても第1から第4水準までで総数1万字を超えるらしい。そのうちのたった一文字と、しかも占いを知らない数ヶ月も前に決めた一文字とリンクしちゃったのだから驚かれるのも無理はない。ものすごいシンクロ率!!伝えずにはいられなかった。
***
ということで、今回の占い結果を励みに引き続き、あたためている構想をもっともっと具体化するために今日も手帳を開いています。
わたしは誰に、何を、どんなふうに届けたいか。
受け取ってくださった方々が、
どんな体験をしていただける未来を作りたいのか。
リストアップしてみたら、まだまだ準備が必要なことも今日は見えてきたのでした。先は随分長いけど、周りは周り、私は私。焦らずに、でも着実に前に進めるように今日も一歩ずつ、踏み締めていこうと思います。
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