ポケモン世代

新宿を歩いてたらライブ会場前でもないのに人だまりがあった。

なんだろう?と
チラ見したらみんなポケモンGOをやってた。

朝方ちょっと寒がりながらカップルだったり友達同士だったりたくさんの人たち、中には
一人で自転車のドリンクホルダーにiPhoneくくりつけ空間を見つめ続けるポケモントレーナーの猛者もいた。
その熱中ぶりをみてふと思い出した

ポケモンといえば僕が小学校の頃ポケットモンスター赤と緑が最初に発売されたのだが

あの頃もそれはもう前評判は凄くて友達みんなでポケットモンスターをやるってなって学校に行ったら給食の時間以外はポケモン話で使い果たすに決まってるほどの期待値があった。

無免許で運転しちゃいけないように
ポケモン持ってないのにポケモン話には入ってはいけないから

僕も絶対にポケモンで遊びたいと思い小学生の少ない小遣いをちょこちょこちょこちょこ貯めて貯めて発売日の朝、売り切れにならないようにアラームとお母さんに起こしてもらい

オモチャ屋さんまで30分ほどチャリンコでゼーゼーいいながら店にいった店前には10何人並んでいたが
無事僕も店員さんの元にたどり着き「ポケットモンスターの緑ください!」
といい小銭を全部出した。
今日は友達誰よりも進めてやろうとワクワクした僕に店員さんが一言
「ぼく、100円たりないなぁ、、」

え、一瞬頭真っ白になってパニックになり、なにも入ってないポッケを2、3回引っ掻き回した

圧倒的絶望だった。ゲーム進められないのはもちろん、なんでだっていう今までのプロセスへの悔しさ
何よりも今から家に帰ってお母さんに相談する前に売り切れて買えなかったらと考えていたら

気づいたら人前で見せてはいけないほどボロボロ涙が出てきて
涙を確認したせいでリミッターが壊れ
映画世界の中心で愛を叫ぶの名シーン「助けてくださいーー!!!」
ばりに小銭を抱きしめながら「100エぁぁえぇぇーーーーーーン!!!泣」
と泣いた。

そしてチャリンコを「100えぇん100えぇん、、!」と言いながら漕ぎ大泣きで家に帰りお母さんに貸してもらいすぐにオモチャ屋にいった。

ついたらさっきの店員さんが「待ってました」といいポケモンの緑を一個確保しておいてくれた。ありがとうといいようやくGETできた

そんなことがあったなぁと思い何十年、経った今でも人々を熱中させてるってほんと凄いなぁと思った。

#ポケモン #発売日 #お小遣い #ポケモンGO
#毎日 #日記




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