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起業すると近寄ってくるハゲタカ

当サロンが主催しているスクールを卒業された後、個人事業主としてサロンをオープンする生徒さんが増えてきました。

オープンといっても、会社員やパートをしながら、週末起業という形でみなさん小さくスタート。


「 ようやくスクールを卒業しました! 」

「 これから、頑張っていつか自分のサロンを持ちたいと思います! 」

「 これから、こんな人のお役にたっていこうと思います! 」


といった、生徒さんたちが発信するSNSを見ると、とっても嬉しい反面、巣立っていく雛鳥たちを見つめる親鳥の気分。

大丈夫かしら、うまくやっていけるかしら、と心配性の私はハラハラ、ソワソワ・・・


と思っていると、生徒さんから舞い込んでくるのはいつも、こんなご相談。


「 友人が一緒にビジネスしないと誘ってくれるのですが、どう思いますか? 」

「 弊社のサプリを扱いませんか? とDMをもらったんですが・・ 」

「 友人から、ちょっと話したいことがあるけど時間ない、とよく言われるようになりました 」

「 ある出版社から、取材依頼を受けちゃいました!! 」

「 セラピストの交流会に誘われたんですが、いったほうがいいですかね? 」

「 友人からSNSで短期間で集客できる、というセミナーを紹介されたんですが・・ 」

結論から、申し上げると・・・


お断り、スルー、無視、場合によってはブロック

といった対応をオススメします。


「 そんな、せっかくオファーをもらってるんですから、話を聞くぐらいなら 」


と言われることもありますが、


もちろん、対応するのは自由ですが、気をつけないと、だいたいが痛い目にあいますよ。


スクールを卒業された生徒さんたちは、自分たちのことを「雛鳥」と思ったほうがいいんです。


右も左もわからず、これから個人事業主として頑張ろう、と夢や希望や不安を持ったみなさんをハゲタカは放ってはおきません。


みなさんを利用しようと、搾取しようと、匂いを嗅ぎつけて近寄ってきます。


よく考えてみましょう。


「 友人が一緒にビジネスしないと誘ってくれるのですが、どう思いますか? 」

→きっと、その友人は自分のビジネスがうまく行っていないと思いますよ。

「 弊社のサプリを扱いませんか? とDMをもらったんですが・・ 」

→言うまでもなく、営業ですね。

「 友人から、ちょっと話したいことがあるけど時間ない、とよく言われるようになりました 」

→経験上、だいたいがネットワークビジネスの勧誘です。

「 ある出版社から、取材依頼を受けちゃいました!! 」

→取材を受けた後には、高い掲載料が待ってますよ。

「 セラピストの交流会に誘われたんですが、いったほうがいいですかね? 」

→集客がうまくいっているセラピストさんは、そんな場所に出ている時間はないかと。

「 友人からSNSで短期間で集客できる、というセミナーを紹介されたんですが・・ 」

→その友人さんは、しっかり集客できていますか?


こう聞くと、

・考えすぎですよ
・もう少し前向きに考えましょうよ
・もっと人を信じた方がよいかと思うんです


などなど、思われるかもしれません。


でも、上記のほとんどが、私が過去に起業したばかりの頃に通ってきた苦い経験ばかりなんですよね。

苦い経験については、こちらの記事の冒頭部分でご紹介。
https://cocokara000.com/choumomikouka/


さて、上記の全ては、だいたいが営業。


シンプルに考えてみてください。



集客に困っていない人は、営業してきません。
集客に困っているから、 営業してくるんです。


先日も私の携帯に、

「 御社は集客はうまく行っていますか?
  弊社のITに特化した集客方法を導入して、効果的に集客してみませんか? 
  もしよかったら一度、お会いしませんか? 」

と、あるコンサルティング会社から電話をちょうだい。

ITに特化した会社が、「電話」・「対面」という超アナログなアプローチ。

そもそも、コンサルの会社が集客してくるということは、

自ら、「 弊社、集客うまくいっていません!! 」

と言っているようなもの。

もちろん、丁重にお断り。

人と一緒にビジネスをする
他社のサービスを利用する

これらに対して頭から反対するつもりはありませんが、くれぐれもハゲタカかどうかについては、慎重にご判断を。

ご参考まで。

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