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「 たくさんの人に来て欲しいです 」 という思いを胸に、 いつかサロンを持ちたい あなたに贈るアドバイス。


「 たくさんの人に来て欲しいです 」

このような考えを持っている人・・

くれぐれも気をつけて。

サロンを持つ前は
夢いっぱい希望いっぱい。

今日は、サロンを持ちたいという
20代女性(以下、斎藤さん)に

過去、アドバイスさせていただいた
お話をお伝えさせていただきます。

いつか、自分のサロンを持ちたいと
エステでアルバイトとして働く斎藤さん。

そんな斎藤さんが、先に起業し、
うまくいっている(と思ってくれた)

自分に対し、

「 サロンで成功するには!? 」

という質問をしてきてくれました。

その質問に対し、自分が

「 斎藤さんはどんなお客さんに
  来て欲しい!? 」

と逆質問。

その答えが冒頭の

「 たくさんの人に来て欲しいです 」

という答え。

過去、大勢のサロンを持ちたいという方の
ご相談に乗ってきましたが、

この答えをされる方、、

とっても、心配です。

だって、無理だもの。

おいおい、加藤さんよ〜
冷たいじゃないの〜

と思われたかもしれませんが、
現実はそう甘くはなく、

実際、こうした考えを持つ、
個人事業主さんたちが、

白旗をあげていくのを
たくさん見てきました。

その原因はというと、

大手のように資本が潤沢に
あるサロンならともかく、

資本が少ない個人サロンが
たくさんの方に来て欲しい、

というのは、
とても厳しんです。

では、飲食店でイメージ
してみましょう。

あなたが、ハンバーグを
食べたいとしますよね。


目の前に、

ファミレスとハンバーグ専門店が
あったら、

間違いなく、後者を選びませんか?


サロンも同じで、

個人サロンは専門店を
目指す必要があるんです。

メニュー豊富なファミレスを
目指すのはNGなんです。

という、お話を斎藤さんに
したところ、

「 え〜、私、そんな専門的な
  スキルなんてまだなくて、

  周りの先輩たちなんて
  すごい人ばかりで

  私なんてまだまだ・・・ 」

という返事をちょうだい。

いやあ、ほんとお気持ちわかりますよ。

過去、自分もまったく同じように
思っていましたからね。

さて、そんな斎藤さんに、

次に自分が質問したのは、こちら。

「 どんな人を幸せにしたいですか!? 」

専門的なスキルをまだ持ち合わせて
いなかったとしても、

どんな人を幸せにしたいのか、
をまずは具体的にイメージしてみましょう。

例えば、腰痛解消専門サロン。

一口に腰痛といっても、

・スポーツで無理をして痛めてしまった10代の少年の腰痛。
・毎日、デスクワークで運動不足な30代の女性の腰痛。
・日常生活すらままならないほどの70代男性の腰痛。

いろんな腰痛がありますよね。

こうしたように、

自分がこんな人を幸せにしたい
具体的にイメージすればするほど、

サロンの成功率はぐっとあがります。

自分の周りにも、

・不妊がお悩みの女性を幸せに
 したいという不妊専門鍼灸師。

・裏もものたるみがお悩みの女性を幸せに
  したいという裏ももダイエット専門トレーナー。

・ジョギングをすると膝が痛くなるランナーを
 幸せにしたいという、膝痛専門トレーナー。


など、

サロンのお客さんを自分が
幸せにしたい人に特化し

成功を納めている個人事業主さんたちは
たくさんいます。

二兎を追う者は一兎をも得ず

※うさぎを二兎同時に追いかけても、
結局両方とも捕らえることはできない。

ではありませんが、

二兎どころか、もっとたくさんの

うさぎを追いかけようとして
しまっているのだとしたら、

イメージは簡単ですよね。

たくさんの人に来てもらい、
たくさんの人をサポートしたい、

こうした想いは、とても素敵ですが、

個人のエネルギー(時間やお金等)って
限られています。

あなたが誰を幸せにしたいのか!?

ここを掘り下げていくと、

自分の将来の理想のお客さん像が
見えてくると思いますよ。

ご参考まで。


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