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ストレングスファインダーは占いじゃない!あなたの強みを引き出す方法

こんにちは。ギャラップ社認定ストレングスコーチの加藤ヒロキです。

コーチングをしていて、「もったいないなあ」と思うのが、ストレングスファインダーを占いだと誤解している人が多いこと。

ストレングスファインダーは占いではない

ストレングスファインダーを受けて、「この結果、当たっていないと思う。」「当たっているのか、当たっていないのかよくわからない…」と当たっている・当たっていないで判断されている人が多いんです。

ストレングスファインダーは占いではありません。占いのように、あなたの未来や運命を予測するものでもなく、もっと深く、あなたの強みを引き出すための科学的なツールなんです。

ストレングスファインダーと占いの違いを理解しよう

ストレングスファインダーは「特性論」に基づいたツールであり、これはあなたが持っている生まれつきの資質や特性を示します。一方で、血液型占い・星占いなどに多く見られるのは「類型論」という考え方です。この違いを理解すると、ストレングスファインダーの本当の価値が見えてきます。

特性論 と 類型論

特性論とは、あなたが持っている生まれつきの資質や特性をベースにした考え方です。ストレングスファインダーは、この特性論に基づいていて、あなたの持つ**強みの元(資質)**を見つけることが目的です。

例えば、ストレングスファインダーで「学習欲」という資質がある場合、それは「常に新しいことを学びたい」という傾向が強いということです。これは性格の一部としての特性であり、大きく変わることはありません。けれども、その資質をどう育てて、どう活かすかはあなたの次第です。

ストレングスファインダーは「あなたにはこういう強みがある」と教えてくれるものですが、それをどう使っていくかが鍵。資質は、意識的に活用し、経験を通じて磨くことで、強みに変わっていくものです。

一方で、類型論は、人をいくつかのタイプに分類し、それぞれのタイプに共通の特徴があると考えます。血液型占いがその代表的な例です。たとえば、A型の人は「几帳面で真面目」、B型の人は「マイペースで自由奔放」といった具合に、血液型でその人の性格が決まっているという考え方です。

この場合、血液型という一つの「型」に当てはめて、その人を固定的に判断してしまうことがあります。「A型ならこう」「B型ならこう」というように、一度分類されたらその枠を超えることが難しく感じるかもしれません。


ストレングスファインダーは「あなたの強み」を見つけるツール

ストレングスファインダーは占いのようにあなたを特定の型に当てはめるものではなく、あなたの特性(強み)を引き出すためのツールです。資質は変わらない特性であり、それをどう育てていくかがポイントです。自分の資質を知ったら、どう活かせるかを意識してみましょう。

ストレングスファインダーを活かすためのポイント

ストレングスファインダーの結果を活かすには、結果を見て「これが私の資質なんだ」と知っただけで終わらせないことが大切です。日常生活や仕事の中で、その資質をどう使うかを考えてみてください。資質を意識的に使ってみることで、少しずつ強みとして成長していきます。


まとめ

ストレングスファインダーは、あなたの潜在的な強みを引き出すための特性論に基づいたツールです。占いのように未来を予測するものではなく、あなたがどのようにその資質を育て、強みに変えていくかがポイントです。

当たっている・当たっていないで判断してしまうと、せっかくのあなたの強みを活かすことができないのでご注意を。


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