起業して良かったこと 「時間」からの解放
「 加藤さんが、起業されて、良かったと思うことってなんですか? 」
セラピストとして起業して8年となりますが、起業して良かったこと思うことはたくさんあります。
そのうちの一つが、「 時間 」から解放されたことです。
会社員をやめて、起業してからもっとも変わった価値観が時間。
会社員だった頃は、毎日約8時間、会社にささげていたのが、起業したとたん、自由に使える状態になるわけです。
「 時間が自由に使える!! 」会社員だった頃には、考えられない理想的な環境。
しかし、実際のところは、喜びよりも戸惑いのほうが大きかったことをいまでも覚えています。
これは、私だけでなく、周りの起業仲間も、起業当初は同じように感じたそうです。
なにからやっていいのか、なにをやめたほうがいいのか、分からないまま日々、過ぎる毎日にどれだけ焦ったことか。
今日やったことは無駄だったんじゃないか、なにかにつながるのか、などなど、モヤモヤする日々。
会社員の頃、憧れていた自由な働き方を手にした途端、会社員の頃以上のモヤモヤを感じることになるだなんて思ってもみませんでした。
モヤモヤを抱えながら動き続けたことで、「時間」の価値観は次第に変わっていき、結果、この考えにいきつきました。
時間は有限。
時間は平等。
あたりまえのことなんですが、会社員の頃は、時間の価値がどれだけ重要かを、いまほど、分かっていませんでしたね。
会社員の頃の私の時間は、会社にささげてしまっているわけなので、自分の時間であるようにみえて、それは会社の時間。
私の時間の所有権は私にではなく、会社にあったんですね。
仕事、プライベート、睡眠。人生の3分の1を当てている「仕事」という時間。
会社員だった頃の自分が、満足した仕事の時間の過ごし方をしていたら問題なかったのかもしれませんが、現実は不満だらけ。
人生の3分の1の時間を私は、満足できていなかったわけです。
それが、起業し、いまの私の仕事の時間の過ごし方は大満足。やりたいこと、ワクワクすること、やる気スイッチが入ることにしか時間は使っていません。
会社員だったころの自分にいってあげたいです。好きなことを我慢して報われるほど、 人生甘くない、と。
起業して良かったこと、それは、時間が自由に使えるようになったということではなく、時間が有限ということを知り、その価値の重要性に気づけたこと。
価値観が変わったことで、「 時間 」から解放されたことです。
ご参考まで。
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