Webメディアの字下げ処理について

こんにちは。デザイナーのkatoです。

私は、ニュースやWeb技術の情報を読みたい時、もっぱらWebの記事サイトから情報収集しています。
ふと、あるサイトが文章の字下げ処理をしていることに気づき「Webで文章の字下げ処理っているのか?」と疑問に思ったので、Webサイトにおける字下げ処理について考えてみました。

字下げについて

字下げとは、文章の頭に空白を入れて一文字分文章を下げることです。英語で言うところのインデントです。

日本人なら、小学校で作文を書く際に、段落の頭は空白にして一字下げるよう先生に教わったと思います。

字下げする理由

そもそも字下げする理由ってなんでしょうか?
それは、段落のはじまりをわかりやすくするためです。
字下げをすることで視覚的に段落の始まりをわかりやすくしてあげる効果があります。

特に小説や新聞など縦書きの文章は字下げをしないと読みにくい文章になってしまいます。

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Webで字下げは必要か

では、Webメディアにおいて字下げをする必要があるのか考えてみます。
前述した、新聞などの紙媒体は情報を載せるスペースが限られていますが、Webの場合高さには制限がないので、段落同士の余白はいくらでもつけられます。

実際、著名なWebメディアをいくつか調べましたが、字下げをしているところはあまりありませんでした。

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▲有名どころのメディアは字下げしてるところが少ない。※画像はAllabout

Webの字下げはニュースサイトに多い

今回の記事で参考にしたこちらの記事に、字下げしているWebメディアの一覧が載っています。(記事が少し古いですが)

一覧を見ると字下げしているメディアが多いですが、字下げしているメディアは新聞社が運営しているニュースサイトが多いです。

運営者が普段から字下げに慣れ親しんでいるからなのか、会社のルールなのかはわかりませんが、ニュースサイトは字下げ大好きな印象です。

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まとめ

色々と考察しましたが、Webメディアに字下げは必要ないと思いました。
段落(p)ごとの余白を適切に保てば、字下げをしなくても段落の区切りは一目でわかるからです。

特にスマホで見た場合、画面サイズが小さいので字下げすると、1行あたりの文字数が減るうえに、字下げした段落が続くと文頭のガタつきがかなり気になります。

また、多くのWebメディアには記事内に様々なコンポーネントが存在します。見出しだけでもh1、h2、h3…。リストにテーブル、引用表示やCTAなどなど。
それらの要素が段落の間に入ることで、間接的に区切りの役割もしてくれているのだと思います。



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