悲しい現実の裏側で

こんなことが起こるなんて学校って、、、というのがこの記事を読んだ最初の感想です。皆さんも同じではないでしょうか。記事だけ読めばそうなのですが教育をとりまく現実を少しご紹介します。

いじめを受けている子供が先生に相談することはほとんどありません。子供の様子で親が見つけることが多い。親が学校へ相談、もしくは、地域の教育委員会へ、そして、都道府県の教育委員会へという順に訴える先が移っていきます。いじめがあったんだと訴えているんだからすぐに動かないのはおかしい、そう思います。が、しかしです。先生や学校に嫌がらせしたいクレーマー的な親がいるのも事実。結果的に、まるで警察へ訴えるのと同じように、いじめられているという証拠を集めなければ、学校や教育委員会としても動けないというのが現状なのです。でも、親が学校へ行き、カメラを回している前でいじめは起きませんよね。

いじめは人間が集団でいる限り、いつの時代も、何歳になってもあります。いじめる側もいじめられる側も人の痛みを理解しながら、解決していく力をつけるというのが理想です。私自身、解決方法はわかりません。ただ、子供ー親ー学校ー教育委員会が相互にもっと顔が見える関係であれば、理想に近づくかもしれない、とは思っています。

分業で、一見、効率よく凄い勢いで成長を遂げた日本社会ですが、結果として、効率を追い求めてはいけない人の育成という現場で、子供たちに皺寄せがきていることを表している事件だと思います。




https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00000002-khks-soci

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