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抽象画の良し悪し

抽象画の良し悪し

普段、抽象画を描いているのだが、その良し悪しの判断基準が難しい。しかし、自分がいいものが出来たと思ったとき、画家の妻も、「いいのが出来たじゃん!」と言ってくれると非常に嬉しい。けして、でたらめに描いているわけではない。ジャズセッションでも、ここのドラムソロと、次のピアノ掛け合い、リズム感がとてもグルーヴしているとか、誰もが感じる判断基準がある。抽象画も、色のリズム感、絶妙なポイントの赤のバルール、とかがある。また、今一歩な作品を妻に見せると「何かが足りない、もっと追求できるのでは?」という反応が返ってくる。もう少し追求して、勝負に出て失敗することもあるが、思いきって、白の絵の具をバーっと乗せると、一気に完成する場合もある。抽象画も勝負の連続である。まさに、ブルースリーの「考えるな、感じろ!」である。また、抽象画もジャズセッションに似ているところがあると思っている。

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