![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45405119/rectangle_large_type_2_95cc4f6c7d49847da81ade32f6ae3cb3.jpeg?width=800)
高校編② 地区大会→甲子園登板 まさかまさかの経験・・・
どうもkatikuです。
昨日は高校入学から甲子園出場まで書きました。中学の時に甲子園目指すぞと思ってたら、まさかの1年で夢が叶う・・・しかもグラウンドに入れる。
まあ、個人的には奇跡です。だって、過去のやつ見てもらえればわかりますが、超ドヘタだったやつが甲子園ですからね。
例えると何だろうな。めちゃくちゃ陰キャでデブだった人がバチェラーに出るくらい?(あくまでたとえなので許してwww)
とまあ言いつつ出場は無理だなとも思ってました。(だって県大会から投げれてないもん)
そんな最中東日本大震災・・・
え?甲子園どうなんの?やめるの?
でも今こそやるべきという決定があり、無事開催されました。(鳴り物禁止となりましたが。)
正直震災に遭われた方にとっては不謹慎極まりないと思いますが、うれしかったです。だって、もう出れないかもしれないと思ってましたから。結果的に出れなかったし・・・(2年生の春のこの甲子園だけでした。)
■がむしゃらに冬練習に取り組む。
絶対的エースがいる。でも出場したい。投げたい。
めちゃめちゃ努力しました。(ただ、次の年は死ぬほど努力したので、この時の努力へぼいなと今では感じます。)
あっという間に冬は過ぎ、甲子園へ。背番号はいつもの番号でベンチ入り。
■出番は突然に・・・!!
初戦は今大会No.1右腕。現在プロ野球選手としても活躍されている投手がいるところでした。
それが分かったときは、野手陣も『当たるかな・・・www』みたいな。
まあでもやるしかない。
初戦が始まり、5回ツーアウトまでノーヒットで9個の三振。
まあそうなるよね。
ところが、そこから長打が出たと思うと、あれよあれよで4-0で勝利。
うちのエースは2安打完封。(いやバケモンかよ!!)
ちなみにこの相手チーム夏は普通に勝ってますwww
二回戦も今年戦力外になったと思いますが、プロ野球選手で活躍した投手がいる高校とあたり、完封勝利。
地元は大盛り上がりで旋風が起きてました。
そして、3回戦。まさかの5回終わって9-0・・・(こっちが負けてます)
まじか~頑張れって思ってると、監督から『準備しとけ。』
『え~~~!!!いきなり甲子園!?しかも3回戦で??いやいや待て待て。』と言う思いと『キタ~~~!!投げれる!!マジで!!?』と言う思いの交錯。
それで実際登板。まあ忘れません。思ったより緊張はなかったんですよね。意外に。しかもめちゃめちゃコントロールよかった。
ただ、130キロ台のストレートだけ投げたので、打たれる打たれるwww
結果的には2回7安打2失点でした。(まあマシじゃない??ww)
結果的にもちろん負けでしたが、自分の人生の中で甲子園で投げたというのは誇りだし、色あせない事だと感じています。(試合終了後知らん人からめっちゃメール来てたwww)
野球が嫌で嫌でしょうがなかったけど、中学でピッチャーと言うポジションに出会って、ここまでこれた。自分でも驚きでした。
夏の県大会もこのチームはすごくて、決勝戦まで行き、敗れましたが、歴史に残る試合を行って、取り上げられました。
しかし、その代が終わり、みんなの期待はあまりない。でも周りからの評価はすごく上がっている。強豪校に入ったのです。
それが、かなり自分を苦しめるのですが、結果的には自分をかなり成長させる原動力になりました。
強かった代の次ってまじしんどいwww
ですが、地区大会等で投げると中学一緒にやってたやつと勝負することもあるんですが、相手が負ける前提。下から来るんですよね。それがびっくりしました。中学は同列。ましてや小学校なんて、相手にもされてなかったのに、高校なったら打ち取られて元々。みたいな・・・
気付けば自分はすごいところまで来てたのか~と思いましたし、同時に他の人たちとは比べ物にならないくらい、集中して取り組んでいてレベルアップしているんだなと感じました。
たかが2年程度。こんな差がつく!?ってくらいついてました。
やっぱり、誰とやるか。どのレベルのチーム、環境でやるかってかなり重要。自分自身ですとかよく言うけど、周りのレベルってのもすごい大事なんやなと気づけた高校生活。
で、新チームになって僕はエースにはなれませんでした。
え!?甲子園まで投げたのに?そうです。
なぜ僕がエースになれなかったか。それは1年生秋から少し上のレベルになれば投げさせてもらえなかった理由がそのまま来ます。
『周りが納得するほどの努力や責任がないから。』
まあ、言うたら、チームで初めからいい位置にいたから、あぐらかいてたんですよね。。
で、地区大会は背番号『10』・・・
悔しくて、地区大会終わった後直談判。
『エースと紅白戦で投げ合わせてくれ。勝ったほうがエースや。』
で、僕は投げ勝ちました。よしよしと思い、県大会初戦先発。
結果は・・・1アウトしか取れず6失点。
5回コールド負けでした。
まあ、言葉がなかったです。『あれ?おれこんなもん?』
よく強豪校、有名企業に入って『俺ここに入ってんねん』て言う人いますけど、すごいのは高校と会社であって、お前はすごくないと言いたいですね。
環境は大事だけど、そこに入ることがすごいのじゃなくて、そこで結果を出すことが大事なんだなと思いました。
■死ぬ気で努力してマジで人が変わる。
秋の県大会終わって、ネット見ると、『今年は普通の高校。』『まあ暖かく見守ろう』と言う言葉が書いてありました。
ま~~~じで悔しかった。見とけよと思って、マジで死ぬ気でやりました。
病気みたいに走りましたし、あ~しんどいな。今日はここまででいいかと自主練終わろうとするけど、『でもここでやめて負けたら後悔するな』って思いがあって、やり切るって事を続けました。
まあほんとに病気だったと思います。
そんなこんなで春からは何も言われずエースナンバーをもらえるようになりました。
何か認められた気分☆彡(うれしい~~~!!)
人間ってやっぱ経験しないと分からないよな~~~と思います。
これさぼったらほんとだめだよとか、この時まじでしんどかった~って話されても経験してないから、『へぇ~』しか言えない。
でも経験するとほんとに意味が分かる。ほんとは経験する前にわかるのがいいんだけどね・・・
そんなこんなで痛い失敗を経て、3年生最終学年。エースで臨む半年間。
どうなるんだろうか。
長くなりすぎたので、今日はこの辺でwww
では、また!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?