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【3歳イヤイヤ期】子どもも親も疲れないための声掛けを考えてみた

こんにちは。30代ワーママ・kathyです。
第二子の出産のため、しばらくお休みしていましたが、隙間時間での投稿を再開したいと思います。

今回はうちの上の娘(3歳)との関わり方について、現在の我が家のベストアンサーをシェアしたいと思います。

◇イヤイヤ期は親の「イライラ期」

幼児がいる家庭はもれなくぶつかる問題【イヤイヤ期】
脳が未発達で「我慢する」ことが難しいのに、自我(欲求)が芽生えてくることで起こる現象らしいのですが…
あれもイヤこれもイヤと言われると「じゃあ何だったら良いんだー!」と親もついつられてイライラしてしまいます。

我が家も酷い時は朝から
「起きない」「お着替えしない」「保育園行かない」。
何とか保育園に押し込み、夕方迎えに行くと
「お家帰らない」「お風呂入らない」「お風呂出ない(ナンデヤネン)」「お着替えしない(2回目)」「寝ない」。
これでもかと否定形をぶつけてきました。

3歳半になった今、何でもかんでもイヤと言うことは少なくなりましたが、
自己主張の激しさ、こだわりの強さは健在。
ちょっとでも彼女の思いにそぐわないと、「ち〜が〜う〜のおお〜〜!!」と怒りを爆発させてきます…。

子どもの気持ちを尊重してあげたいけど、一から十まで付き合うのは不可能だし、親も疲弊してしまう…ということで、
声かけや関わり方を工夫してみることにしました。

◇ごまかしの利かないタイプへの対処法

うちの娘はごまかしの利かないタイプです。
乳児の頃からそうでした。

お気に入りのおもちゃやお菓子で釣る、何か面白いことを言って紛らわす。
そんな手が通用したことがありません。
(子どもってもっと単純な生き物じゃないの!?)と何度思ったことでしょうか。

どうやら小さな頭をフル回転させて、彼女なりに色々考えているらしいのです。

そんな我が子に、私が立てた作戦は以下の2つです。

①諦めることを覚えさせる
②見通しを持たせる

①諦めることを覚えさせる

①はシンプルに、「やりたくてもやれない/やりたくなくてもやらなきゃいけない事があるんだよ」と、世の中の理を説くというもの。

例えば、保育園のお友達Aちゃんとお迎えが一緒になり「Aちゃん家までお見送りしてから帰りたい」と言われた場合。

Aちゃん家は保育園から車で10分。さらに保育園の後にお兄ちゃんを学童までお迎えに行き、スーパーに寄って帰るという予定があります。

Aちゃん家に付いて回るわけにはいきませんが、
「お家に帰ったらこんな楽しいことしよう」「(家路の途中の)ここへ寄ってみよう」などの声掛けは響きません。
お見送りするの!の一点張りです。

そんな時娘には
「Aちゃん家は遠いし、このあとこういう予定があって、付いて行くことは出来ないんだよ。うちの予定(例:夜ご飯の時間)に間に合わなくなっちゃうよ。」と説明します。

「学童には家族しか行けない」
「Aちゃんのお兄ちゃんがびっくりしちゃう」
などの理由も説明するかもしれません。

そして決めゼリフは「やりたくてもやれないこともあるんだよ。諦めなさい。」

これを繰り返して、諦めなきゃいけない時があるんだ、と理解し始めたようです。

反対も同様で、例えば歯磨きしない!という場合
「歯磨きをしないとムシバイキン(虫歯菌)が来ちゃうよ。」
「ムシバイキンは歯を壊しちゃうんだ。歯が壊れると美味しいご飯が食べられないよ。」
などと説明します。
やりたくなくてもやらないといけない事がある、と説くわけです。

諦めを覚えるとともに、段々ゴネずに状況を受け入れてくれるようになってきました。

②見通しを持たせる

②は、そもそものイヤ!を発生させないための作戦です。

例えばお風呂や歯磨き、ベッドに行くなど、
今やっていることを止めて次の予定へ移らなくてはいけない場面ってたくさんありますよね。

そんな時急に「はい、今からお風呂入るよ」「もう寝に行く時間だよ」と言っても娘はなかなか受け入れられません。

「お風呂に新しいおもちゃあるんだけど見てみる?」「ママ1人だと寂しいから一緒に寝てくれると嬉しいな〜」などの声掛けは娘には響かないので、
あらかじめ見通しが立つような声掛けをしています。

例えば保育園から帰宅後、
「今からママは夜ご飯の準備をするから、その間遊んでていいよ。
でもご飯が出来たら遊びはお終い。一緒にご飯を食べたらお風呂に入るよ。
その後は歯磨きをして絵本を読んで寝ようね。」
といった具合に先にスケジュールを伝えます

そうすれば、
「今からこれやろうと思ってたのにー!」
「〇〇やりたくないのにー!」
が減り、スムーズに次の予定へ移行できます。

一度ではインプットできないので、
上記の例でいくとご飯中にも
「食べ終わったらお風呂だよね」
などと繰り返します。

◇便利な道具も活用

最近はタイマーも併用しています。
テレビや遊びは何時まで、と決めてタイマーをセットしておくと、
アラーム音で強制的に気がつくことができるので、親が口うるさく言うより効果があったりします。

普通のキッチンタイマーやスマホのアラームでもいいのですが、時間の長短の感覚がまだ分からないうちは、
株式会社ソニックが出している【時っ感タイマー】がおすすめです。

我が家で大活躍の"時っ感タイマー"

緑の部分が少なくなっていくことで、残り時間の感覚がつかみやすいです。
セットも簡単で、中央のつまみを回すだけ。

娘も「あとこれだけしかないー!」「まだ時間あるね」など、タイマーを見て自分のやりたいことの折り合いを付けられるようになってきました

(数字の知育がてら、子どもにセットさせるのも良し。
色は他に赤と青もあり、普通の時計とセットになったタイプもあるようです。)

◇こだわりに付き合う上で大切にしたいこと

このように、娘のこだわりに伴うイヤイヤをどう解消するか試行錯誤していますが、
【あなたの気持ちを大切にしたいことも伝える】
ことを意識したいなとも思っています。

ダメとかできないとか、否定的な言い方がどうしても多くなってしまいがちですが、
「あなたのやりたい事をさせてあげたい」
「あなたのやりたくないに寄り添いたい」

という親の気持ちも伝えることで、
「理解してもらえた」
「お父さん/お母さんは自分の味方だ」

子どもも安心できるのかな、と思っています。

きっと過ぎてしまえば懐かしくなるのでしょうが、そうは言っても今が大変。
イヤイヤに付き合う皆さんが、少しでも心穏やかに過ごせますよう!

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