見出し画像

推薦図書


 わたしが肉体に関してひらめきを感じた本について(レビューでもなければ感想でもない覚え書きのようなもの)

 『くんずほぐれつ(齋藤孝 著)』
 わたしはこの本を読みながら「外から見た体」というのを感じた。ここにでてくる体は当時のわたしにとって明るいもの、だった。自分が今その体をもっていなくても、感じることができれば倣うことができる。ただこの明るさを信じた。

 『HUNTER×HUNTER 6巻(冨樫義博 著)』
 念の基礎の「練」のところに惹かれた。「纏」みたいにして、居ればいいのか!と思った。わたしはそれまで人混みを歩くとき、アホみたいに前から来た人と同方向によけてしまったりしていたのだが、自分なりの「纏」を覚えはじめたらそれがなくなった。

 『ねじまき鳥クロニクル(村上春樹 著)』
 わたしはここにある物語のことを体験していないのに、忘れていただけですでに身に起こったことなんじゃないか、という感覚になった。自分の体がなぜそっち(本)にあるのだろう?などと思った。 

この記事が参加している募集