時差16時間のハードル - 時間管理の試行錯誤 日米をつなぐ広告代理店の仕事
転職して2週間目、日本チームとのやりとりも増えてきた。
カリフォルニアと日本の時差は16時間。
これを乗り越えて仕事時間を管理し、私生活とのバランスをとることの難しさに直面。
日本の方が時間が早いから、日本側とZoomミーティングしようとすると、
時間帯は日本の午前中/こちらの夕方に設定されることがほとんどになる。
例えば、日本時間の9月1日午前9時は、カリフォルニアの8月31日午後5時となる。
(逆にカリフォルニアの朝~午後は日本の深夜になってしまうので難しい)
今週は2日連続で午後5~7時にミーティングが設定され、夕飯が大幅に遅れてしまい就寝時間もずれてしまった・・。
日本とのやり取りが発生するので時間管理が難しい仕事だということは
面接の際に聞いていたけれど、こういうことかぁと実感・・
上司は深夜まで働いていることもあり、どうやってやりくりしているのか不明。。。
この仕事は年俸制(アメリカではExemptという)なので、遅く働いた分の残業代が出るわけではないし、
かつ在宅勤務なので、誰かが私の勤務状況を監視している訳でもない。
つまり仕事をきっちりこなせば、1日にちょっとしか働いてなくても、1週間のうち数日しか働かなくても、給料は同じ。
こういう仕事スタイルはいい面も悪い面もあるが、
悪い面ばかり見ていても何も変わらないので、
いい面に注目して、
自分の生活スタイルを確立していく必要がある。
1日の流れを整理してみると、夕方以降は会議が急に入ったり日本からの連絡が入ってバタバタするけれど、
朝はとても余裕があるし、ランチ後も比較的、落ち着いている。
この朝と昼の「空き時間」有効活用し、オンオフを創出することが重要。
でも、これって実はすごく難しい。
今まで、朝9時にオフィスに行ったら午後6時まで仕事をするという生活だったから、
朝に仕事スイッチが入ると、夕方までずーーっとスイッチが入った状態になる。
もう脳がそうなっている。
急にスイッチを切るとまたスイッチを入れ直すのに一苦労だし、そもそも、スイッチが切れない。
つねに頭の隅に仕事のことがあり、メールをチェックしてしまうし、
メールのやりとりが一通り終了しても、夕方までダラダラと仕事用机の前で調べものしたり、作業をしてしまう。
なので夕方のミーティング時はくたくたになっていて頭が回らないこともあり・・
何とか変えないといけない。
まずは、朝の早い時間に『スイッチを入れない』ことを試してみる。
さっと1‐2時間以内でメールを返し、1日のタスクを確認したら、
ランチ後から作業するよう仕事を振り分ける。
朝にずっと仕事机に向かうことをしないようにする。
朝イチで仕事をさっと片づけたら、この朝のゴールデンタイムに、読書やオンラインショッピングなど、好きなことをする。
夕飯準備もなるべく朝に済ませておけば、夜になって焦ることもない。
もし朝にできなければ、夜はテイクアウト注文で済ませる、と決めてしまう。(それを夫にも伝える)
洗い物や掃除は、仕事の合間に休憩時間として片づけておく。
今までは夜に仕事が終わってから趣味でしていたことを朝にもってくれば、
朝も気分が上がるし、一石二鳥かも?と思えてきた。
代わりに、夜にルーティーンでやっていたことを極限までなくし、
食事をとったらシャワーを浴びて寝る、くらいにしておく。
在宅勤務だと仕事のスイッチが切りにくいことが多いから、
短時間でリラックスできるようなルーティーンを取り入れるのもいいかもしれない。
瞑想とかヒーリングMusicを聞くとか。
新しい仕事に新しいスケジュールで、
脳みそフル回転でなかなか疲れるけれど、
早く慣れて、かつあと半年くらいで、
自分の仕事スケジュールはコントロールできるようにしたい
願わくば日本とのやり取りの仕事の舵が取れるように・・。
仕事量は時間で測り、コマ割りして、スケジュールに落とし込むことを実践する。
仕事の時間術を教えてくれた大切な本:
くまモンを生んだクリエイティブディレクターの水野学さんの本はどれも要点がまとまっていて逸品だと思う。
この機会にもう一度読み直して、一流の時間マネジメント力をみにつけるぞ!
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