見出し画像

「学校に行かなくなった!どうしよう!」から、どう動いたか ③放課後デイ相談員

こんばんは。前回からちょっと時間が空いてしまいましたが、引き続き、昨年の9月から娘が不登校になって、どんな人に相談して行動していったのかを綴ります。

放課後デイに初めて相談に行くと

前回書いた通り、担当医から放課後デイの相談員さんを紹介されました。放課後デイの仕組みすら全く知らない状態で、デイの相談所へ行き、システムの説明を一通り受けた上で、公共の福祉で、市役所での認定手続も必要で、相談員さんが進めてくれるということを初めて知りました。それまで、普通に月謝を払って通う児童クラブ的な場所だと思っていました…(*´꒳`*)。

初めの相談から、娘の発達のこと、不登校のこと、学校の対応のこと、じっくり聞いていただき、つい涙が出てしまうこともありました。堪えていたんですけどね。その相談員の方が、事務的でなく、本当に親身になって耳を傾け、言葉をかけて下さったので、とても安堵したことを覚えています。

2回目の訪問で、娘を連れていき、優しく話をしてくださり、オープンしたての放デイスタッフの先生と少しお話しもして、少しずつ慣らして通っていくことになりました。

娘が放課後デイに慣れるまで

当初は、私の仕事も忙しく、毎日送迎することが難しかったので、10月末から週に1−2回通うことに。徐々に、娘が放デイが安心できる場所だと感じて、気に入り、行く回数を増やして行きました。そして、今年の初めには、ほぼ毎日通うように。(それと反比例して、私は仕事をセーブせざるを得ない状況に…。)

その間も、相談員さんとは電話やLINEで時々お話ししたり、放デイで会えば、「焦らず、◯◯ちゃんのペースで、やっていけば良いよ」と優しく声をかけてくださいました。

放課後デイは、学校とは違い、自分のペースや感じ方を尊重してくれる専門スタッフの方ばかりなので、本人にとってとても居心地がよいようです。勉強を強制するでもなく、気分が乗らなければ、ずっと遊ぶ日も多かったです。最初は「勉強しない」と言っても、他の子が勉強をしていると、自分もやる気になり、先生にプリントをもらったり、タブレット学習をすることもありました。

そんなことまでしてもらえるの!?

そんな娘の様子をよく見て下さる相談員の方は、発達専門医の通院にも同行して「3年生の間に学校に戻らなければ、次の手立てを考えましょう」と提案してもらったり、学校で開催した「ケース会議(支援会議)」にも参加いただきました。

ケース会議とは、ご存知の方もいると思いますが、「サポートが必要な児童のために何ができるか」を関係者が集まって、話し合う場です。この時は、私が学校主催で開催をお願いして、担当医、通級の先生、相談に通っていた県の教育相談センター担当の先生、放課後デイ相談員の方が勢揃いしてくださいました。

後から知ったのですが、こんなに校外の関係者の方が揃うことは滅多にないそうです。娘のためにたくさんの方に集まっていただき、ありがたかったです。(ただ、残念なことに、学校側の会議のリードが今ひとつで、実り多い会議とは言えませんでした…。それはまた別の機会に。)

その後も、転校を決めた時、学校見学にも同行してもらえました。学校見学では、転入先の先生との面談にも同席して、放デイでの娘の様子や、キャラクター、娘の良さを生かすためにどうすると良いか、なども話してもらえました。

いつも親身になって、娘を見守ってくれていたので、転校後、今年の夏休み明けに学校に通い始めたことを報告したら、「良かったね〜」と涙ぐんで喜んでくださいました。はい、私ももらい泣きしましたよ。”なんて愛のある方なんだろう!”といつも思います。私は、自分の名前にもかかわらず、普段は、あまりこんな表現はしないのですが、この方に会うたびに、そう思います。

娘のことで、いろんな方に相談したり、話を聞いてもらい、たくさんの方に助けていただくようになりました。全てのお世話になっているみなさんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。特に、この相談員の方にも出会えて良かった!!と心から感じています。

ただ、一筋縄では行かないのが、(元)不登校ガール。二学期初めから先週末の運動会まで皆勤賞。宿題も、運動会の練習も頑張って、コロナで短縮開催の運動会も精一杯張り切り、楽しみました。そして、燃え尽きてしまいました…。まさかの!燃え尽きが予想より早かった…。そうなんです、頑張りすぎて疲れたらしく、今週から、またステイホームアゲイン…。

娘の現状などは、後日また書くとして、とりあえず、このシリーズを最後まで書くつもりです。

本日も最後までお読みくださって、ありがとうございました。ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?