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「学校に行かなくなった!どうしよう!」から、どう動いたか ①学校に相談するだけでは足りない

昨年9月から不登校になった当時小3の娘。今年7月に引越し、転校で支援級へ転籍。この9月からは毎日楽しく登校していますが、一年前は、夫と2人で「どうしよう!!」とあちこちに相談、リサーチに大奔走でした…。

今日から数日に分けて、子どもが不登校になってから、どんな専門家に相談したのかをご紹介します。今日は、まず専門家に相談する前に、学校に相談するだけでは何も変わらないと思った理由について。

まずは学校へ相談、ですが…

学校にいかなくなった時は、誰でもまずは学校の先生に相談しますよね。学校での環境改善が必要だったり、いじめの問題があれば、学校に相談するのが当然必要ですから。

私の娘の場合は、発達凸凹に関わる困難や、そのサポートについては、元々相談はしていました。友だち関係では、娘が出来ないことへの“からかい”などがあったり、友だちの輪に入りづらいときがあったとはいえ、“いじめ問題”とするほどではなく、娘が不登校になる、たくさんある一つの理由にはなっても、相談先としては、あまり学校は考えていませんでした。

けれども、どこに相談すれば良いのか、最初はかなり困惑しました。不登校になるとは思ってないし、突然ネットでリサーチしても、案外、地元の情報って、限られています。特に地方の場合は。

子どもの気持ちをじっくり聞く

相談する場所がよくわからなかった9月前半は、学校であった嫌なことや、つらいこと、不安なことをポツポツと話す娘の話をじっくり聞き、ノートにまとめました。娘の場合は、寝る前に布団で話してくれることが多かったです。

小3なりによくわかっていることもあるし、何故つらく感じるかわからないこともありますが、そのままじっくり聞き続けたり、しつもんして、娘の中にある言葉を引き出そうともしていました。

そのノートの内容を、わが家にやってきた担任と特別支援コーディネーターの先生にお伝えしました。個々の出来事や、気になることに対しては、可能なことは、すぐに先生方が改善してくれたこともあります。

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いじめは無かったが…

たとえば、クラスのとある係が漢字の書き取りノートをチェックして、字が綺麗な人か、何ページも書いた人の名前を、終わりの会で紹介して、褒め称えるというコーナー。

その係は、本来は、宿題のプリントやノートの配布か収集が仕事のはずでしたが、いつの間にか、その丸つけも仕事になっていて。(経緯は聞いたけど、忘れました)

書字が苦手な娘が、名前を呼ばれることはまず無く、承認欲求が強めの娘からすると、かなり悔しかったようです。

学校でそんなことをしていると私が知ったのは、不登校になってから。

どう考えても、宿題チェックは教師がやるべきですよね!子どもにやらせたら、苦手な子がバカにされたり、傷つく子がいるのが分からないのかな?しかも、称賛コーナー…。(※ネーミングは、私がここでつけただけです)。「ナニソレっ⁈」と、コーディネーターの先生も私も驚き、即刻、丸つけは子どもにさせないことを約束していただきました。

そんな感じなので、学校だけを頼りには出来ないとは思いましたが、学校を目の敵にするのも違うので、うまく情報共有しながら、学校外の専門家に相談を始めたのが、昨年9月後半、ちょうど1年前でした。

長くなるので、次回へ続く。

最後までお読み下さってありがとうございました。

では、また!


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