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いつかの私にありがとうを。

フリーランスになりたくて、なったわけではなかった私のスタートは、
「いけてない」の一言だった。
とはいえ、フリーランスになったのには、ちゃんときっかけがあって、
ずっと尊敬している経営者の方から電話があって、
「仕事辞めて時間あるなら、うちの仕事手伝ってよ。きっとできるから、というより、とっても向いているし、やって欲しい。お願いしたい」と。

夕暮れのちょっと前の日差しは、眩しい。
これが「今日がおわってしまうぞー」に見えるときがある。

「必要とされる」というのは、仕事において、最高に幸せなことだと思う。
とってもうれしかった。

これが、きっかけ。
尽きていく貯金と漠然とした不安は、「必要とされた仕事」で打ち消されていく。そう思ったし、実際そうだった。

1本の電話が人生をちょっと動かしていく。そんな経験が何度かある。
うっそうとした森のなかで、日差しがピュッと入る感じ。

でも、でもでもでもでも…
フリーランスの経験はあっても、でもでもでもでもでも
十年ほど、企業勤めをした私はちょっとガキで、
ゆるくて、いけてなくって。
余計な動きも多く、自分の仕事を自分で整理ができず、
あたふたするし、知らないことも多くて、
分からないことも多くて、分からないって言えなくて、
わたわたしているばかりで…とにかくいけてない。

40過ぎて帰り道に悔しくて泣いたりして、ますますいけてなかった。

でも、同時に必死で夢中だったから、とにかく一生懸命に前を向いて、
前に進み、つまづいたり、こけりしたら、反省して振り返って。
まっいいか!って、開き直って。
そんな繰り返しをして一年、なんとか踏ん張ったら、
少しずつ、仕事は増えていき、面白さに気付くようになった。

これが正しいのか、間違いなのか、わからないけど、
そのときの私を、今の私は褒めてあげたい。
「よくがんばりましたね」って。
そして、その時の私にこう言って欲しい
「もっとがんばれよ!もっと楽しめよ!」って。

で、また、肝心の仕事の内容を書ききれなかった(笑)
次回は必ず。

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