片山美砂

福岡でサロン25年。現在は医師や歯科医などを顧客に多く持つ会員制サロンを経営しています…

片山美砂

福岡でサロン25年。現在は医師や歯科医などを顧客に多く持つ会員制サロンを経営しています。自立して頑張りたい女性に『小さなサロンの経営』や『顧客が離れない接客術』等、私が経験した事で、経営を考える方が本当に知りたい事を伝えていきます。

最近の記事

サロン経営で躓く原因。

以前、ウチのスタッフに独り立ちさせそうとサロンを持たせた事がありました。 結果、1年?か2年程で私のサロンと統合しましたが、 その時に色々分かった事があります。 なぜ彼女は、私のサロンではしっかりお客さまに来ていただいて売り上げを上げていたのに、独立したら上手くいかなかったのか? 勿論、表向きは彼女が経営者でしたが、資金や経費を払う訳では無かったので、 経営者としての「覚悟」が無かったのも大きかったとは思うのですが、 やはり1番は『お客さまとの絆』を作れなかった事が大き

    • サロンを経営する勇気と覚悟。

      経営するという事は『決断の連続』です。 誰かに頼って、誰かに責任を取って貰って、安全に経営なんて出来たらそれは言うことがありませんが、何でも『自分で決めて責任を取る』のが経営だと思います。 そうは言っても、悩みが多いのも経営者です。 経営者は孤独ですので、同じ境遇の悩みを持つ人に相談したり、経験のある人に教えを乞うのはいいと思います。 そう言うと、『経営は私には難しいかも・・・』と思われるかも知れませんが、『時間に縛られずに自由に仕事をし、お金を稼げる』訳ですから、この位

      • 体の使い方を知る事が大事。

        これはエステティシャンでボディをされる方、整体やリラクゼーションマッサージをされるセラピストさん皆さん同じですが、 『体の使い方』が大事です。 整体をされる方は、そこら辺は理解された上でお仕事をされているでしょうが、エステシャンやセラピストさんからは、『腰痛』や『手首の腱鞘炎』の悩みをお聞きします。 以前、お客さまのお子さんで部活でスポーツをしている子が、『腰痛』で悩まれ、どこに行っても原因も分からず痛みも治らなかったそうです。 評判を聞き、遠くは関東の有名な整形外科の先

        • エステティシャンの資格の必要性。

          エステティシャンやセラピストには、とにかく沢山の種類の資格があります。 でも国家資格は無いので、どちらかの「認定」の資格にはなると思います。 これに関して言えば、私は一つも資格は持ってはいません。 何故か? シンプルに『必要性を感じなかった』からです。 だってお客さまに「資格」の有無を聞かれた事が一度もありませんから。 きっと皆さん、一般の知識を知りたくてスクールに通ったり資格を取ったりするのかも知れませんが、皮膚生理学などはその手の本やテキストを見て勉強すれば良い

        サロン経営で躓く原因。

          サービス売上だけでは頭打ち。

          個人経営のサロンさんに有りがちな事。 それは『サービス(施術)』に一生懸命になり、『物販』が疎かになる事です。 何故これがいけないのか?と言いますと、売上を施術だけに頼ってしまうと、例えば貴方が『病気やケガで仕事が出来なくなった時にお金が入って来ない』からです。 そして施術に物販の売上が加われば、単純に売上が増えるからです。 又基本的に個人経営は普通は保障がありませんから、長く経営していく中で、病気やケガ等何らかの事情や今の様にコロナで休業を余儀無くされる事があると、売上

          サービス売上だけでは頭打ち。

          『集客』より『顧客獲得』に力を入れる。

          コレは私の持論なのですが、『集客』よりも『顧客獲得』の方が大事だと思っています。 私のサロンのスタッフの話です。 もう10年程前の話ですが、仕事に慣れ、自分のお客さまを持つ様になり、私のいう事は聞き流す様になった時がありました。 基本1対1で仕事をしておりますし、彼女のお客さまは私の顔をみると気を遣われる方もいらっしゃるので、普段はなるべく彼女に任せています。 ですから彼女が施術中にお客さまとどんな話をしているのかを私はあまり聞く事がありません。 彼女も顧客も持っていま

          『集客』より『顧客獲得』に力を入れる。

          主婦が起業する前に知っておくべき事。

          例えば、ネイルやマツエクやエステなどのサロンを開きたいと思ったとします。 マツエクは、今はまつ毛の施術は美容師資格がいると思いますので置いておきますが、例えばネイル。 始め易く、最悪自分の爪をキレイに出来るしと主婦で始められる方は多い様に思います。 実際、私の周りのママ友も数人習い始め、中には有名な先生に師事し、賞を貰ったりした方もいました。 その後、街中に素敵なサロンを開きましたが‥気付いた時には既にサロンは閉まっていました。 その彼女には遺産があったので、普通の主婦

          主婦が起業する前に知っておくべき事。

          サロン経営は難しい?

          エステサロンは、特別な資格も特に無くても開業ができます。 私が開業した当時はエステは『高額ローンを組まされる』というトラブルも多く、警戒していらっしゃる方も多かったですし、『体験だけ』と決めて来店されるお客さまも多かったです。 でも今は小さなサロンも多いですし、エステのイメージもかつてより良くもなり、通いやすい料金のサロンも増え、敷居も随分下がってきた様に思います。 ですが、サロンの経営の維持は簡単ではありません。 これはコロナ前の数字ですが、エステサロンの廃業率は開業1

          サロン経営は難しい?

          初めまして。

          私は福岡で25年、サロンを経営しています。 当時、福岡県で女性の最年少で銀行から融資を受け、マンションの1室からサロンを始めましたが、結婚・子育てを経験し、一時は大きな路面店を開きましたが、現在は家族の都合で東京在住。 ここ5年間は毎月1週間程福岡に帰り仕事をしています。 この春、子供が手を離れたのを機に、これからは『自立したい女性』や『小さなサロン経営で頑張っている女性』の力になりたいと思い、温めていたノウハウをお伝えしていきたいと思っています。 私のサロンはスタッフと

          初めまして。