私は宮沢章夫とかあの方とかこの方とかでできているけれど

先日、作家の宮沢章夫さんが亡くなられて
大層ショックを受けたわけですが、
「宮沢章夫」と言っても私の周りでは「誰?」となる方が多くて
「あなたたちが好きで観ている笑いにどれだけこの方の影響があるのか」
とか、なんというか、今の芝居やドラマ・テレビ・映画界に宮沢さんの影響を受けた方はたっくさんいらっしゃるということを説明したいのですが
説明できるほど知識も言葉もないのでできず。
まあしなくていいんですけど(笑)

で、こちらの記事、
宮沢さんが演劇と笑いに関わったことに関して書かれたものがありまして
読んでいただけたらなぁと思いご紹介いたします。

ここに書かれているキーワードを目にしただけでも
「なんか、すごい」と思えると思うのですが、
やはり笑いに関しては


「当時新しかったシュール系(解体)の笑いが「笑い」ブームなどを見ても、既存の笑いのひとつとして希釈された形で一般にも浸透し」


とありますが、本当に浸透していって
それを見て育った人たちがコントや漫才など笑いをするようになって
それを見た人がまた・・・・・という感じで今に至っていると思うのですよね。

最後まで追っかけていいたわけではないけれど、
多感で好奇心のアンテナがビッシビシに立ちまくっていた時代に
私は宮沢さん(やケラさんや松尾スズキさん)に細胞まるごと感化されたわけです。
なので、そりゃもう喪失感・・・というか、なんだか不思議な気分からまだ抜け出せずにおります。

それとは別に
中西さんの記事を読んで、久々に「小劇場」を観てみようかなぁって思いました。
今はもう、大きい劇場のものしか観てないもので。
この年齢になって「失敗したくない」という保守的な想いが強くなって
ある程度、クオリティに保証があると思えるものしか行かなくなってるよ・・・私。

音楽も演劇もそういう感じになったらおしまいだよなぁって思っていたのに
見事にそうなってしまいました(苦笑)

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赤裸々な告白とかではありません。

齢50を過ぎた女が自分の愚かさと間違いとまあいっかをつぶやく日記

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