宙組サパの初見でやられちゃったよの巻

宙組「FLYNG SAPA」千秋楽LV

を観てきました。
いつもはまっさらさらの状態で観劇に臨むのですが
今回はナッコロ旋風がいつどうなるかわからず、もしかしたらこれきりの観劇になってしまうかもしれないので
しっかり理解しながら観たいと思い、あらすじと登場人物はしっかり頭に入れておきました。

まず触れたいのは
花組・星組の休演に続き雪組からも陽性反応が出たとのことで、
未だどうなるかわからない状況の中、
こうして宙組が無事に千秋楽をむかえられたことが
私たちファンはもちろんのこと、
生徒さんたち・スタッフの皆さんにとってどれだけ、どれだけ、貴重で大変なことであったか、
それを噛みしめた日だったということです。
真風(涼帆)さんもカーテンコールでおっしゃっていたように
日常に公演を打つことは当たり前ではなかった。
私たちが普通に生活できることは当たり前のことではなかったことを
今、こういう状況があって思い知らされました。
エンターテイメントを無邪気に楽しめる日々は
演者にとっても観客にとっても宝物のような時間だったのです。

サパの内容がディストピア的世界観の中で生きる人々であったことが
今まで体験したことのなく、いつ終わるのかわからないような、
もしかしたら新しい価値観で生きていかなければならず、
私個人の生き方の軸と同時に、全く違う他人とどう分り合い、すり寄せ合い
生きていけばいいのか、ということを
あらためて考えていかなければならないという現実とリンクしてしまい、
ある種、特殊な状況下でのものだった、という意味でも
今公演がいつも以上に特別であるという感覚を覚えたものとなったような気画します。

同時に公演日程が8月になったということもより不思議な感覚になりました。
総統01がノバクに見せた
人間たちの最も愚かな行為である戦争を見せるという場面。
人と人の「違い」が生んだ争いについての物語。
それを終戦記念日近くに演じられたことも
またひとつの奇跡だなぁ、と感じたり。

まだ観劇してすぐなので
いろんな感想や感情や気持ちが渦巻いていて
うまく言葉にできませんが。。。

こんな風に観劇後にその世界からなかなか戻れないような作品に出会えたことが本当に幸せです。
上田久美子先生と宙組、スタッフの皆さんには感謝しかありません。
これだから宝塚はやめられない。
舞台はやめられない。
芸術はやめられない。

なんて大雑把なことしか言えない今です。

あとは、
エンキビラル、エヴァンゲリオン、まどマギ、プルートゥ、マトリックス、1984などなど、他にもいろいろあるであろうあれこれを想起させる、
およそ宝塚らしくないような世界を
フェアリーであるタカラジェンヌが演じたことの興奮とか(笑)

個人的にいつも考えてしまう人と人の違い・分かり合えなさ、消し去ってしまいたい過去や醜い感情とかが刺さってしまったこととか

いくつかの印象的な場面と台詞とか

ここで今日まとめて書く力が私にはないので( ´∀`)
ちょいちょい衝動にまかせて書いていきたいと思います。


はぁ・・・・何も言えねぇ・・・・(言ったけど)



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