母の朝ごはんは国道37号線に繋がってる
こんばんは。しのちかです
保育園でも職場でも風邪が流行っていて…
ついに私も息子から移った風邪でダウン。
息子の咳を浴びたのが原因っぽい。
咳喘息持ちなので悪化させたくない気持ちから
大人気ない八つ当たりしてる母です。
さて、体調不良とはいえ
家事と育児は待ったなし。
そんな日の朝…
唐突に食べたくなったのが
目玉焼きのっけご飯
ほかほかご飯に目玉焼き乗っけて
お醤油垂らして食べるだけなんだけどね
私がこれがとても好き。
思い出したらいてもたってもいられなくて
隣で寝てる息子を起こさないよう布団から起き、
いそいそと米を研ぐ…
鍋でご飯を炊き始め早10年…
25分ほどで炊き上がるし、なにより炊き立てしか食べたくないので
手間でも私はこの方法一択です
ご飯を炊いてる間に
キャベツ・人参・刻んだお揚げさんを入れた
お味噌汁も作っとく。
お味噌汁の具材は2〜3種類、
具材の食感が似たものを入れたいのが私のこだわり。
炊けたご飯を蒸らしてる間に
フライパンに大さじ2くらいの油を熱して
卵を割り入れたら、
塩と黒胡椒を振って、蓋をせず中火で焼く。
ふちがカリカリに焼けて
黄身にもじんわり火が通ったら
よそったご飯にダイレクトに乗せる!!!
ここでごま油をまわしかけても美味しいけど
今回、気が急いでしまってかけ忘れ…
黄身の真ん中に箸で穴を開けて
お醤油を垂らす…
目玉焼きに何かける論争あるけど
ケチャップかける人とは絶対に付き合えない。
ごめんね。
半熟のとろりん黄身とほかほかご飯、
これがもう、脳を活性化させてくれる味なんだよね…
合わないわけがないじゃない。
ところで
目玉焼きのっけご飯といえば思い出すお店があって。
北海道・室蘭市から長万部町を結ぶ国道37号線沿いを
伊達市方面に走っていくと
ぽつんと現れる中国料理屋さん。
カラフルな提灯が吊るされている、
外観からして怪しい佇まいに
なかなか躊躇っていたけど
あまりの空腹で、ええい!と入店。
ぶっきらぼうに席に案内され
手に取ったメニュー表を眺めると
意外と普通に定食がある…
どれを頼もうかメニュー表を上から下まで
見ていた時に目に留まったのが
「玉子飯」
炒飯かと思えば、メニュー写真には
プレートに盛ったご飯に
目玉焼きがどーんと鎮座してるじゃないか
本格的な回鍋肉や四川坦々麺が並ぶ中、
素朴なその姿に心を奪われ注文。
目玉焼きを焼くだけなので、提供まで数分もかからない。
なんというファストフード…
もちろん美味しい目玉焼きのっけご飯。
実家でよく出てきた朝ごはんの味だ。
目玉焼きひとつに、私の人生が走馬灯のように駆け巡る…
懐かしさと、あの日に帰りたくなる気持ちを飲み込む、
私の大好きな朝ごはんの話でした。
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