カタリベタロウの物語 #510 白髪増えてきたね〜#543 ダーダーダダダダー

   #510 白髪増えてきたね

「You also have more gray hair(キミも白髪増えてきたね)」
「It’s good, isn’t it?(いいでしょ~)」
「No praise(いや褒めてないから)」
「I've had gray hair since I was a kid(子供の頃から生えてるんだ)」
「It’s a young white hair.(若白髪ってやつか)」
「Yeah. So I get rich(そう。だから俺、金持ちになる)」
「It's just a superstition(ただの迷信だろ)」
「I'll turn superstition into conviction!!!(迷信を確信に変えてやるのさ!!!)」
「Can't you dye it?(染めないの?)」
「Yup. I don't dye my hair anymore considering the global environment(うん。地球環境のことを考えてもう毛染めはしません)」
「Excellent(偉いね)」
「Yup. Hair grows fast because it's erotic(うん。エロいから髪伸びんの早いよ)」
「It's also a superstition(それもまた迷信)」
「I'll turn superstition into conviction!!!(迷信を確信に変えてやるのさ!!!)」
「Deja vu!!!(デジャブ!!!)」
「It's a dry season and dandruff has come out.(そんなことより乾燥する季節になってフケが出てきたよ悲しい)」
「It seems good to wash your hair with chamomile tea(カモミールティーで髪流すと良いらしいよ)」
「Do you want to exploit it that way?(そう言ってカモる気?)」
「No no no. If you put cocoa powder in shampoo and wash it, your hair will turn black.(いやいやいや。シャンプーにココアパウダー入れて洗うと髪黒くなるっぽいし)」
「Is it a superstition?(迷信だろ?)」
「I'll turn superstition into conviction!!!(迷信を確信に変えてやるのさ!!!)」
「Reverse deja vu!!!(逆デジャブ!!!)」


   #511 カメゴク

「よぉ、お前盗撮して国家権力に怒られたんだって?」
「そうだよ!だから言ってやったんだ!お前らも監視カメラで盗撮しとるやないかーい!っってね!」
「そしたら?」
「メカニックなカメでぶん殴られたよ」
「それから?」
「急に現れたガメラに丸呑みされちまったよ」
「ようこそ、ガメラの胃袋へ」
「君がいてくれてよかったよ、亀梨くん」
「亀田さんもいるよ」
「たくさんいるんだね」
「他にも約70名程の囚人がいるよ」
「新手の牢獄!!!」


   #512 ベジタリアンゾンビ

「あなたっていつから菜食主義者になったの?」
「うーんいつからかなぁーだいぶ最近かなぁ~」
「どうして菜食主義者になったの?」
「うーんゾンビ映画観てたら動物の肉喰らう人間も人間の肉喰らうゾンビもおんなじじゃんって思っちゃったからかなぁ~」
「悟っちゃったねぇ~可哀想にぃ~」
「あと動物が可哀想になっちゃってさぁ~もし自分や自分の家族が喰われたら嫌だなぁ~って思っちゃったんよねぇ~」
「悟り散らかしてるねぇ~」
「そして私は自分自身に問うた!!!何故、肉を、喰らうのか」
「その応えは?」
「明確な理由がなかったんよねぇ~」
「人生とおんなじだねぇ~」
「Here we go!!!(お後が宜しいヨーダ)」


   #513 ShiNKan

「感染に次ぐ感染、そんな新幹線に乗っていましたが、私はなんと無事でした!」
「さっすが新歓コンパ番長!」
「そんなことよりあれの新刊出たよ」
「あれの新巻も出たよ」
「もう買って読んだよ。ラストのあのシーンには震撼したよ」
「そんなことよりあのシンカーの投げ方教えて」
「それはあの神官に頼んで」
「…し~ん」
「…神はなぜいつも応えてくれないのだぁー!!!」
「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……」
「ま、まさかぁ!?」
「本当の節約はどれをどう買うかじゃなくて買わないこと!!!本当の掃除はどれをどこに仕舞うかじゃなくて捨てること!!!だよ」
「…って答えが違いますよ神様ぁー!!!」
「これが俗に言う”神もアンサー間違える”だね」
「いや初耳!!!」


   #514 Rui Poison

「激しい激闘の末、僕は彼を毒殺しようとして後味が悪い感じになりましたが、彼はなんとか一命を取り止めそこから僕と彼は親友です」
「いやあれお前の仕業だったんかい!」
「まぁまぁまぁまぁ、ほら、お茶飲め」
「いや怖いわw」
「You generally say "Rooibos is a friend's taste”, right? (“ルイボスティーは友の味”って言うだろ?)」
「いや聞いたことないw」
「あ、”類は友を呼ぶ”だった」
「あぁ~…にしても意味が分からないよ!」
「さっすが心の友よ!!!」
「ちょっと今後の付き合い方について2, 3年考えさせて!!!」
「髪を切らずに待ってるよ!!!」


   #515 Hore Hole Hore

「ブラジルにいる友達に会いに行きてぇなぁ~」
「行ってらっしゃ~い」
「でも金ないんだよなぁ~」
「いよぉーし!いっちょ穴掘ってやっから待っとけぇーい1!!」
「マントルいっちゃうよぉ~」
「マントル共和国ってどこやねん!!!」
「地球の真ん中一番甘いとこにあるよ」
「フルーツみたいに言うな!!!」
「俺はフルーツ農家の跡取り息子だ!!!悪いか!?」
「いや、とても素晴らしいことだよ」
「ありがとう、生きる勇気が出てきたよ」


   #516 Shimo Neta Jr.

「あ、いつも息子がお世話になっています」
「はい?いきなり下ネタなんて非常識ですよ!!!」
「いやいやいや、私はタクヤの父です」
「あぁ、クラスのみんなから虐められているあのタクヤくんのお父さんですか」
「そうですそうですっていや初耳!!!」
「しまった、口が滑った」
「息子を救ってやってください!!!」
「無理です。私はただのサラリーマンなので」
「はい?」
「人違いです。私は今テキトーに話を合わせて作り話をしました」
「では、私の息子はどこですか!?」
「腰にぶら下がってますよ」
「はい?いきなり下ネタなんて非常識ですよ!!!」
「常識を疑え!!!」


   #517 On Busu Man

「疲れた、おんぶして」
「誰がオンブスマンやねん!!!」
「いや言ってねぇわ!!!」
「オムツなんて履いてるかぁ!!!」
「いやだからそんなこと言ってねぇし!!!」
「はっ!?ってことはこれは幻聴!?」
「う~んでもさっきっからキミの耳の周りをハエが飛んでいるからそのハエが語り掛けているのかも知れないね」
「お主はなんとロマンチストなんじゃ!!!」
「でもそのせいで異星人にモテすぎて困ってiます」
「俺は未亡人フェチ」
「あっそ」


   #518 聖人星人

「イェー!!!やっほー!!!あそぼーぜー!!!」
「アイツいつも鬱陶しいよな。死ねばいいのに」
「おい!そんなこと言うなよ!アイツああ見えて末期癌なんだぞ!」
「え!?そんなの!?知らなかったごめん…」」
「いつ死んでもおかしくないからああいう生き方してるんだと思うよ」
「そうなんだ…」
「強盗で捕まったアイツも実はそのお金を寄付してたらしいしな」
「マジかよ…」
「一面だけを見て判断すべからず!!!」
「お前いつからそんな聖人みたいになったんだよ」
「いいえ、私はただのおっぱい星人です」


   #519 サックスサーカスカーセックス

「サックス吹けるんだって?教えてよ。サーカスに入りたいんだ」
「サックス吹けてもサーカスにゃ入れねーさ!!!」
「That Sucks!!!(最悪だ!!!)」
「一気に老け込んだね」
「お前のせいだ!!!」
「フケもすごいよ」
「ストレス最高潮だからね!!!」
「いや、キミは元からフケ性だったよ」
「えっ、言ってよぉ~」
「そこまで仲良くなかったからさぁ」
「確かに。初めて喋ったもんね」
「うん。以後、お見知りおきを」
「やだね!!!」
「じゃあお尻をみろ!!!」
「カーセックスカー!!!」


   #520 いきりょ!

「一回死んでみたいよなぁ~」
「痛くなければねぇ~」
「安楽死合法化して欲しいよねぇー」
「ほんとほんと~」
「なんでダメなんだろーねー」
「死が悪いって考えられてるからじゃなーい?」
「確かに~じゃあ俺今から”死は素晴らしいものであり救いである”って説くわ~」
「溶き卵ぶっかけるぞ!!!恥を知れ!!!生きろ!!!」
「そうです、私がアナタに取り憑いていた生き霊です」
「こんにちは、やっと会えましたね」


   #521 タコやろう

「みんなぁー!僕は御星の為に死ぬんだーい!」
「死ぬってなぁに?」
「生きるの向こう側」
「犬ってなぁに?」
「猫じゃないやつ」
「どうして僕はイカれてしまったのでしょうか?」
「イカの食べ過ぎです」
「いいえ、僕はいかがわしいことは何一つとしてしていません」
「猿以下の言い訳だ」
「あぁ、今にもイカダで脱出してこの世を去りたい」
「現代社会とは絶対に脱出不可能な迷宮となっております」
「いいえ、解脱という方法があります」
「どうすればいいのですか?」
「イカゲソを食べなさい」
「さっきっからイカイカうるさいですがそもそもイカとは何ですか?」
「タコじゃないやつ」


   #522 ラブアンドセックスピース

「どうして性行為は18禁なの?セックス無しじゃ人は生まれないのに…」
「人生の楽しみを奪って働かせる為じゃ!」
「ニートや引きこもりの童貞率高いよ」
「あ。。。」
「結局みんなセックスしたいだけなのにねぇ…どんな立派なこと言ってる人だってあのスターだって政治家だって官僚だって警察官だって天皇だって慈善家だってみんなみんな…」
「私は違います」
「それではあなたの目的はなんなんですか?」
「私の目的はただ一つ。全人類の皆様が平和に幸せに暮らせるようになることです」
「胡散臭」
「ストレス!風俗へGO!!!」
「やっば。。。」


   #523 ヒューもあかんバッセッション

「喋らないかユーモアあふれる会話かどっちかにしてくんないかな?」
「こざかしい!しゃべらない勇気を持ちなさい!沈黙に耐えられる強さを手にしなさい!どんと構えてればいいのさ!!!」
「うん。そう言ってるよ」
「ち~ん」
「チーンチーンもーくもくっとむっきマックリー!!!イェイ!!!」
「そういうことだね」


   #524 食えっちょん

「最後に質問ある人~?」
「はい!」
「はい、じゃあそこの少女」
「この中身のないバカバカしいイベントには意味があったのでしょうか?」
「えぇ!中身がなく楽しいだけの時間も必要ですよ!」
「でも私はエビフライの中身が小さかったら悲しい」
「小さかったらそうですが、中身のエビが無くて衣だけだったら楽しいでしょう?そういうことです」
「あぁ!そういうことかぁ!!!」
「分かったんかぁーい!!!」
「はい!エビの尻尾とゴキブリの成分はほとんどおんなじです!!!」
「それがこの世の摂理だもん!!!」


   #525 せーとぼーえ

「正当防衛です」
「先生の弁当食うことのどこが正当防衛なんだ」
「僕は先生に胸ぐら掴まれました」
「何故だ?」
「僕の胸板があつかったからです」
「“アツイ”というのは”熱い”か?それとも”厚い”か?」
「無論、厚切りチャーシュートッピングで!!!」
「うちは蕎麦屋ですよ」
「最近は暑い日が続いておりますので」
「それならば仕方がないですね」
「ずずずずず」


   #526 エコっ子

「昨日ゲームやり過ぎて目がシバシバするよぉ~」
「目の使い過ぎだよぉ~ってか電気の使い過ぎだよぉ~」
「太陽光にしてるからそこら辺は勘弁して~」
「ゲーム機に使われる金属部品などを巡り世界各国で行われている抗争についてどう思いますかぁ~」
「知らないよぉ~知ってもやめられないんよぉ~中毒なんよぉ~」
「なんか他に趣味作ればぁ~」
「あぁ~アイドルとかは好きだよぉ~」
「あぁ~俺も推してるアイドルいるよぉ~」
「誰々~」
「地熱エネルギーアイドルグループECO69のおんちゃん~」
「誰々~???」
「エコに気を遣い過ぎて全く活動できない系アイドルだよぉ~」
「なんだそれぇ~」
「ずっと地下に潜って地熱エネルギーだけで生活してるんだよぉ~」
「すごいねぇ~メンバーって何人くらいいんのぉ~」
「一億!!!」
「いや近未来の日本!!!の様子を示唆しているかのようだ」
「そうだよ」


   #527 コルチゾール文化

「最近物騒な事件が多いねぇ~」
「マスコミにとっては嬉しいだろうねぇ~」
「まぁねぇ~あと作品作りする人とかもねぇ~」
「あぁ~ドラマとか映画とか小説のネタになるもんねぇ~」
「そーそーそー。特に日本はサスペンスとか過去の事件題材にした重苦しい作品多いもんねぇ~」
「ねぇ~」
「ストレス社会だからかねぇ~」
「あぁ~どゆこと~?」
「人を殺す映像作品が多いってのはさ、そういうことなんだよ~」
「う~んどゆこと~?」
「結局人はさぁ、そういう生き物なんだよぉ~」
「いや煮え切らない!!!めっちゃストレス!!!ハッキリ言ってよ!!!」
「俺、結婚するんだ」
「いやいやそういうことをハッキリ言えって言ったんじゃない!!!ってえ?おめでとう」
「ありがとうございます。妻は妊娠3ヶ月です」
「あらま。物騒な事件に巻き込まれぬようお気を付けくださいね」
「はい、元氣玉を集めまくりくっ付けまくります」


   #528 ややこしやぁ

「考えるな、感じろ!っていい言葉だよなぁ~」
「しかぁし!何かを真剣に考えたことのない人間に何かを感じ取る能力は備わらない!」
「なんそれw」
「続き」
「そんなんあったんだ」
「いや、今俺が考えた」
「考えちゃダメだよ」
「それとこれとはまた意味が違くない?」
「うるせー!!!考えるな!!!感じろ!!!」
「はい、今私は怒りを感じています」
「え、あ、ごめん。じゃあ今からその怒りを収める方法を二人で考えていこっか」
「考えるな!!!感じろ!!!」
「あぁ、こんなにややこしい言葉だったのか」


   #529 人かみのけチック

「私はコーヒーを髪に塗り白毛対策をしています」
「私はカモミールティーで髪を洗い流しフケ対策をしているよ」
「私はハゲてきたので髭剃りついでに髪の毛も剃っています」
「私は昨日ついに全身脱毛に行き生まれ変わりました」
「これらは全て神の計画です」
「いいえ、髪の毛はただの老廃物です」
「この獣((ケダモノ))めぇ!!!」
「いいえ、私は人型プラスチック製品です」


   #530 ゼログラビティーニアコガレ

「セックスは若いうちにしといたほうがいいですか?」
「まぁセックスなんて大人になればいくらでもできるし無理にする必要はないけど大人になると中学生や高校生とできなくなるという歪んだルールが」
「その思想が歪んでるよ」
「五歳の頃、母が僕の誕生日ケーキを落として歪ませた時から、僕の心は歪んでいきました」
「そりゃ~重力が憎いねぇ~」
「そうです、なので僕は宇宙飛行士に」


   #531 もう言葉なんていらないなんて言わないよ絶対

「(もうさぁ、言葉なんていらないんじゃないかって思うんだよねぇ~)」
「(確かにそれは一理あるなぁ~…)」
「(…)」
「(…)」
「(…)」
「(…)」
「(やっぱ多少はいるね)」
「(まだまだ修行が足りませぬな!!!)」


   #532 おやじてれくさい

「ねぇお父さんオヤジくさーい」
「お前は子供くさいよ!」
「ねぇお父さんの靴くさーい」
「一生懸命働いてる証拠だよ!」
「ねぇお父さんばっか観たいテレビ観てずるーい」
「俺が買ったテレビだよ!」
「ねぇお父さんが入った後のお風呂きたなーい」
「俺が水道代払ってんだよ!」
「共働きで給料も一緒くらいでしょうが!!!」
「ばれたか!!!」
「でもいつもありがとう」
「かまわんよ」


   #533 ひもじいしあわせいただきます

「こちらの紐は揺れているのに、あちらの紐は揺れていません。一体どういうことでしょうか?」
「それは、異性に養ってもらう覚悟ができているかいないかの問題です」
「そのヒモではありません」
「僕はひもじい幼少期を過ごしましたので、今はデブです」
「辛い過去を思い出させてしまって申し訳ありません」
「いいえ、ひもじかったですが幸せでしたので大丈夫です」
「人生とはなんとも皮肉ですなぁ~」
「お肉食べたい」
「カエルの干物ならありますよ」
「もちろんいただきます」
「どうぞ召し上がれ」
「いただきます」


   #534 ひとがたくさんしぬとねれます

「最近寝付きが悪いです」
「僕は寝る前に人がたくさん死ぬ系の映像作品を見るとすぐによく寝られます」
「逆に興奮してしまいませんか?」
「はい?そんなことを思うなんてイカれてますね」
「はい、私はもうかれこれ三日も寝ていないもので…」
「中途半端だなぁ。三年くらい寝てみろやい。何か閃くはずだよ」
「いや、それはちょっと」
「三日坊主か!!!」
「はい、昔からそうなんでうす。よく分かりましたね」
「エスパーなので」


   #535 はっと

「いい帽子ですね」
「被ってませんけど」
「じゃあその白い帽子はなんですか」
「これは頭皮です」
「あ、ごめんなさい」
「頭皮マッサージしてくれたら許します」
「分かりました。それではその帽子を脱いでください」
「イヤだからこれは頭皮ですって」
「はっ!ゲリラ豪雨が降ってきましたよ!」
「酸性雨かもしれないので急いで頭皮を隠しましょう!!!」
「いやもうておくれ」
「げんじつをつきつけないでおくれ」


   #536 おじおばとーきんぐばうと

「お尻から小さいおじさんが出てきました」
「私は小さなおばさんが出てきましたよ」
「奇遇ですね」
「はい、性的にとても興奮しました」
「本当ですか?それはそれは時代の最先端をいっていますねぇ」
「やめてください、私は先端恐怖症なんです」
「すみません、私は熟女好きなもので」


   #537 嘘吐兄弟サイオとソシオ

「今日夜お肉だって」
「よっしゃ~」
「なんか庭で炭火で焼くらしいよ」
「えマジ?なんで?今日なんか特別な日だっけ?」
「わっかんないけど」
「お母さんが言ってたん?」
「そうそう、帰り炭とか買って帰るねぇ~って」
「えほんと?」
「嘘だよ」
「え嘘なの!?」
「うん嘘だよ」
「どんな嘘だよ」
「嘘に種類も糞もないよ。そして僕は息をするように平気で嘘を吐くよ」
「知ってたよ」
「え?」
「何を隠そうこの俺はそんなお前の兄だからね」
「サイコパスな弟の兄もサイコパスって訳か…」
「ソシオパスだよ」


   #538 ポケッツ

「希望飲み込まれたよぉ~」
「あぁ~当たり馬券なくしたんだねぇ」
「そーそーそーそー万馬券」
「万歩計あげるから歩きなさい」
「歩いてたらなくしたんだよぉ」
「だからこそ歩くのさ。見つかるかもしれないしね」
「死ね!そんな簡単じゃねぇのさ!」
「至ってシンプルさ。人生とは歩くことなのさ」
「クッソこうなったらポケットにあるナイフでお前のことをぉあああった」
「万馬券?」
「いやチャリの鍵」
「ほらね」
「そうだね」


   #539 海辺バンドMinami

「夜の浜辺にテント張って寝ていたらかすかにギターの音色が聞こえてきたのですがこれは幻聴でしょうか?」
「さぁ」
「割とすぐ近くで鳴っています」
「へぇ」
「うまくありません」
「うわ」
「初心者が練習している感じです」
「あぁ」
「寝れません」
「無理やり子守唄にしろ」
「これは寂しさや孤独から来る幻聴なのでしょうか」
「かもね」
「ベースも聞こえてきました。。。歌も聞こえてきました。。。洋楽のカバーーです。。。うまくありません。。。」
「学生バンドやん」
「頑張ってね」
「何年後か音楽雑誌で一丁前に語ってるかもよ、夜な夜な海岸で練習してたんですよぉーって」
「シー」


   #540 おファスナーに髭かんでます

「最近髭がファスナーに挟まって痛かったよ」
「髭ファスナーね」
「親戚の死より痛かったよ」
「人間なんてそんなもんよ」
「もし僕が死んだら焼いて灰にして便所に流してください」
「はーい!!!!!!!!!!!」
「急なハイテンションどうした?」
「ハイハイ覚えたの昨日」
「それはそれは」


   #541 エコカワイイ

「最近みな可愛さを求めすぎていますよね」
「その労力をエコやエネルギーの問題、貧困や人種の問題解決に費やして欲しいですよねぇ~」
「中身や生き様が変われば見た目も変わるのにねぇ~」
「ねぇ~最近は詐欺写メばっかでみな詐欺師になってしまいましたぁ」
「嘘つきになってしまいましたぁ」
「なので幸福感を感じられる人が少なくなってしまいましたぁ」
「お天道様は見ていますぅ」
「滅亡へのカウントダウンは始まっていますぅ」
「まぁ俺冬好きだから氷河期は大歓迎だけどねっ」
「ネットフリックス見過ぎぃ!!!」


   #542 セルライトオヤ

「親って案外鋭いよね」
「親って案外セルライトね?」
「いやいやいやwww」
「え???」
「鋭いよね」
「あぁ!鋭いねか!笑」
「なんだよ親がセルライトって!」
「確かにそうだけども聞こえたんだもの!」
「まぁうちの親は中年太りだけれども」
「まぁうちもだよ」
「食文化の欧米化のせいですな」
「欧米化!!!」
「Yes」
「欧米か!!!」
「そうだよ」
「横柄だ」
「はい防衛成功~」
「マジ痛風痛むからやめて」
「じゃあ予定はやめるね」
「サンクス」
「すぐそこか!!!」
「3キロだよ」


   #543 ダーダーダダダダー

「宇宙人来ないかなぁ~」
「いや人間が宇宙人だよ!」
「ま、宇宙に住んでるからそうだよねぇ~」
「ちげーよ!俺たち人間は侵略者なんだよ!この星はもともと人間以外の様々な生物たちのものだったのに人間が乗っとったんだよ!」
「そうだよ」
「え、知ってたの?」
「知ってた知ってた知ってた上での発言だよ」
「怖すぎるよぉ~」
「宇宙人なので」
「なら仕方ないねぇ~」
「我々が宇宙人だ。。。我々が宇宙人だぁー!!!」
「ダダこねるなってば。。。」
「だってダッド、見てよあの宇宙船!だっだだっだっだダァー!!!」
「ダァ~。。。」

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