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「ワーケーション」について思うこと

ここ最近、何かと世間を騒がせている言葉「ワーケーション」
これについて、実際に7月から静岡県下田市というところで、いわゆる「ワーケーション」をしてみた感想と、私なりの考察を書いてみようと思う。

ワーケーションとは

Work × Vacation をかけあわせた言葉。

観光地に行き、遊びながら仕事もしようということ。

先日、菅官房長官が「ワーケーションを推奨する」と公にしたことにより世間にワーケーションという言葉が広まった。

最近ありがたいことに「静岡でワーケーションをしている人」としてメディアからの取材をよく受けるのだが、毎回「政府も言っている、ワーケーションについてどう思いますか」という質問を受ける。

そしてよく考えてみることにした。

ワーケーションの醍醐味

私の思うワーケーションの醍醐味は
「ワーケーションに来ている人同士が交流をし、お互い刺激を受け、新しい価値観が生まれること。そして、その土地を好きになること」だと思っている。

ただ一人で、離れた場所、観光地のホテル等で仕事をするのはそれはワーケーションではなくただのリモートワークだ。

私は縁あって、今はLivingAnywhere Commons(以下LAC)という施設の伊豆下田拠点にて生活をしている。

今回「ワーケーションをしよう!」と思って来た訳ではない。
1月に初めて下田に来た時に、地元の人たちのあたたかさに触れ、1日で好きになった。

だからまた行きたいとずっと思っていたのと、下田でプロジェクトが立ち上がったことが今回住むことになった大きな理由だ。

プロジェクトについては、下田のお兄である角田さんが記事を書いてくれているので、興味のある人はこちらから読んでもらえればと思う。https://note.com/lacommons/n/n579f64f9e6a5

LACに住んでみると、そこにはいろんな人が訪れる。
フリーランサーや、会社員でリモートワークの人、地元の人など。
短期間で人が入れ替わる、シェアハウスのような場所だ。

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そこで仕事をして、生活をしてみて感じたことは、家にいてパソコンに向かってずっと仕事をしている時よりはるかに、刺激を受けるし、普段だったら会わないような職種の人と出会うことができる。

そして、長く住んでいる人しか知らないようなお店を教えてもらったり、そこに行って、美味しいご飯を食べることにプラスして、人の良さを感じることができ、そういうところで、じわじわと下田にのめり込んでいく。

最近では、初めて下田に来た人が、下田やLACの人たちに巻き込まれてのめり込んでいく、ズブズブになることを「しもズブ」という言葉が生まれるまでに笑

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(↑下田week参加者と一緒に干物開き体験をした時の)

こういうのが楽しくて、あぁこれがワーケーションの醍醐味なんだなって感じた。

そこから仕事も発生していくこともあるし、仕事が発生することで、また来る理由にもなる。
こうして、自然と地域に貢献しているということが、ワーケーションの醍醐味だと感じた。

正直、来ないと分からない。
都内から4時間かけてわざわざ来るような人しか集まらないから、下田のお父さんである梅田さんの言葉を借りるといい意味で「変態」しかいない。
(私は自分のこと変態だとは思ってない笑)

だから、面白い。

ここに来た人同士が勝手に繋がって、勝手にコミュニティができていく。
そして、全国に家族ができる。
最近はそんな感覚だ。

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(↑外でミニBBQ)

最初は7月に2週間お試し移住のつもりが、気づいたら8月もずっと居たし、なんならもう1ヶ月延長するつもりだ。

こんなご時世だから、なかなか頻繁な移動や、多くの人と一緒に過ごすことを大々的にはおすすめできないけど、今だからこそ私の思うワーケーションを体験してほしいなとは思う。

ちなみにLACは月額2.5万円で、全国7拠点(8/18現在)を自由に使えるという神的サービス。
良すぎて、本当はあんまり教えたくない笑
まだまだ施設として改善すべきルール等はあると思うが、普通に生活し、仕事する分には全く問題ない。
だからこそ、教えたくない笑

でも、LACにはとてもお世話になっているから、もっと知られて欲しいとも思う。
完全に矛盾だけど、そんな感じ笑

とりあえず、私は下田が大好きです。ということを知ってもらいたかったです。
本当に、お世話になってます。
いつもありがとうございます。

気になった人はいつでも連絡ください。

ps.そろそろ伊豆下田のワーケーション、実際どうなの?というYouTubeでも撮ろうかなと思ってる笑

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