見出し画像

第93講「寺脇研さんと考える、ゆとり世代はなぜ転職を繰り返すのか?」

2017年9月3日(月) 17:00〜20:00(開場16:45)
会場:高円寺コモンズ(最寄駅:JR中央線・総武線「高円寺」駅)
======================
すぐにお申し込む方はこちら
======================

いま、「ゆとり世代」の転職が増えています。大学卒業後3年以内の離職率が3割であることが話題を呼んでいますが、その実態として、最も離職率が高いのは1年目と言われています。

大人たちは、こう言います。
「先行きの見えない現代日本において、せっかくつかみ取った就職先を軽々と手放して良いのか。」

ゆとり世代は、こうこたえます。
「先行きが見えないからこそ所属先にしがみつかず、自分自身を信じて転職する」

そして、社会はこう言います。
「自分らしいキャリア」の先に起こることへの責任は自分で持ちなさい、と。

しかし、その「自分らしいキャリア」なんてものは、本当に存在するのでしょうか。学校教育現場でも常套句となった「自分らしいキャリア選択」という言葉につきまとう違和感は、いったい何なのでしょうか。

自己責任社会の現代日本において、「ゆとり世代」と呼ばれる世代が社会に出て8年。そして来年、義務教育期間の全てを「ゆとり教育」で過ごした95年生まれの「ハイパーゆとり世代」が大卒新入社員として社会に出ます。そんな今だからこそ、「ゆとり世代」が何を志し、何を考えてキャリアを選んでいるのか、考えてみませんか?

今回のカタリバ大学は、新進気鋭の教育社会学者・福島創太さんをお招きし、ゆとり世代のキャリア観について考えます。福島さんの新著『ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのか?: キャリア思考と自己責任の罠』(ちくま新書)には、このテーマに関するヒントがあるはずです。

「わがままで無責任」「けしからんイマドキの若者」とくくられる「ゆとり世代」が、いかなる教育で、いかなる社会のなかで育ってきたのか。そして今、いかなる葛藤を抱えているのか。「ゆとり世代」の父・寺脇研さんと語り合いましょう。

文責:室賀元伸(早稲田大学教育学部3年)

======================
お申込はこちら
======================
◆日時:2017年9月3日(日) 17:00~20:00(開場16:45)

◆場所:高円寺コモンズ
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ
(JR総武線「高円寺」下車徒歩約5分)
※日曜日は中央線が停車しません。ご注意ください。
https://www.katariba.net/access/

◆ゲスト


福島創太(ふくしま そうた)さん
1988年生まれ。山口県下関市出身。教育社会学者。早稲田大学法学部を卒業後、株式会社リクルートに入社。転職サイト「リクナビNEXT」の企画開発等に携わる。退社後、東京大学大学院教育学研究科修士課程比較教育社会学コースに入学し、修了。現在は株式会社教育と探求社で、中高生向けのキャリア教育プログラムの開発に従事しつつ、同大学院博士課程に在学中。著書に『ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのか――キャリア思考と自己責任の罠』(ちくま新書)。
http://amzn.asia/4jpxNre

◆モデレーター
寺脇研さん(カタリバ大学 学長)
https://twitter.com/ken_terawaki

◆運営
事務局:室賀、今村亮

◆お申込
こちら
◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見、ご質問などあれば、
katariba★katariba.net(担当:室賀・今村)までお願いします。
※★を@に変えてお送りください。

※募集は終了しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?