誕生日を迎えました

わたくしごとながら、本日誕生日を迎えました。

かつて３人の子どもを引き連れて離婚に至った時、当時２歳だった末娘が成人するまでは何が何でもわたしの力で守り切る！と誓った、その年齢にとうとう達しました。


子どもたち３人が成人するまでがむしゃらに頑張ることができたなら、そのあとの自分はどうなってもいいんだ、と告げた時、

「アンタ４０前にもなって、まだ両親に心配してもろて構ってもろてんのに、自分の子どもらは２０代までしか見てやらんのか」

と冷静に諭してくれた人と再婚し、共に家庭を築いてきました。

その当時は一人で頑張り切れなかったことが負けたように思えて、自分の至らなさが悔しかったりもしたのですが。

それ以前に決して一人ではなかったこと、一人で頑張ることが美徳ではないことが、長い長い経験の末にようやく理解できるようになりました。

成人するまで守り切る！
なんて豪語していたわたしは奢っていました。
今となっては地震、雷、大雨その他、不意の出来事が起こった時に、みんなが寄ってたかってわたしのことを気遣ってくれます。
強かったはずの母ちゃんより、いつのまにか子どもたちの方がたくましくなっていました。

結局守ってもらってきたのは、わたしでした。

頑張るのはここまで、と決めていた年齢に達した今年の誕生日は、わたしにとって特別な誕生日です。

まだまだ引退する気にはなれません（笑）
「あなたが救ってくれたおかげで老後の心配しなあかんなったやないかい！」
と文句を言いつつ、夫と子どもたちとともに、まだまだわたしの人生を綴っていきたい。


今の年齢はマヤ暦で言うと還暦になるんだそうです。
生まれ変わりの年なんだそうです。

どんなわたしに生まれ変わっていけるのかな。
それでも相変わらず頼りないままで、夫や子どもたち、両親に甘えて生きていくのかな。
それはとっても幸せなことだから、どんなふうに生まれ変われてもみんなに守られて甘えて生きていけるわたしでいたいな。

今日という日を迎えられて、幸せです。
ありがとう。

ひとりごとにお付き合いいただき、ありがとうございました。

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