見出し画像

大会を支えてくださるボランティアの皆さんに感謝

北九州マラソン2024関連の記事はこれで最終回。
今回はシティマラソンを開催するにあたって、なくてはならない存在となっているボランティアスタッフの皆さんに対する感謝の気持ちを書き留めておこうと思う。

この大会、毎年ランナーの皆さんからの満足度評価がとても高く、その大きな要因の1つになっているのがボランティアスタッフの皆さんによる献身的なサポート。昨年度大会の情報だと、約1万人のランナーに対して、ボランティアスタッフの数は約4,000人。すごい数の方々が、地元での一大スポーツイベントを支え、盛り上げるべく、集まってくださっている。
実は、うちの学部でも初回大会以来、地域における実習活動の一環として原則1-2年生全員(約240名)が、色んな地域での活動を通して学ばせていただいている北九州に対する感謝の意味も込めて、参加させてもらっている。

毎年じ〜んとくるのが、スタート会場に向かう道中、各所でボランティアスタッフの皆さんが朝早くから集まって準備をしてくださっている姿を目にしたとき。寒い中、ほんとうにありがたいと思って。

スタート会場で手荷物を預けるエリアに行くと、うちの学生たちがたくさんいるので、元気のいい声と明るい表情でランナーたちの荷物を受け取りトラックに積み込む姿を目にすることができるし、こちらに気がつけば声をかけてくれるので、すごく気分がアガるw
走らない年にはボランティア参加するようにしている同僚もいたりするので、そこからのエールももらえて元気がでる。

近年では、学生たちが配置されるエリアは諸所の事情でスタートエリアとフィニッシュエリアを中心にしぼってもらっているけど、初回から数回大会のあいだはJRの駅に近いポイントに配置してもらっていたこともあり、どこを走っていても学生たちから声をかけてもらえるという、すごい状況だった。
まったく油断できないっていう意味でもw

スタート後は、道路の真ん中で規制用ロープを手にして道を作ってくれている体育会系部活の高校生たちを多く目にするんだけど、早く練習に行きたいんだろうな〜とか、ちょっと申し訳ない気分になったりする。
給水や給食が準備されているエイドステーションでは、ボランティアスタッフの皆さんが激励の声をかけながら水や食べ物をランナーに渡してくれるので、感謝の意をこめて笑顔で「ありがとうございます!」って言うようにしている。
そして、空になった紙コップ等が散乱しているのを拾い集めてくださったり、ゴミ袋をもって給食のバランやサプリ等の袋等を回収してくださったりする姿をみると、頭が下がる思いになる。
また、キツくて歩いているときとかに歩道上で交通整理をしているボランティアスタッフの方から激励の言葉をもらうと、折れそうになっていた気持ちがなんとか繋ぎとめられる。

そんな感じで、大会をスムーズかつ支障なく運営するためにサポートしてくださっているのはもちろん、沿道で応援してくださっている方々と同様に、その存在感と声かけにより、多くのランナーに力を与えてくださっていることが、実際に走っていると、よくわかる。

だから、ほんとうに感謝だ。

最後に、今回完走できた一番大きな要因について触れておきたい。
うちの大学の野球部メンバーたちは学部学生とは別の特別ミッションとして、22-23km付近と折り返し後の39-40km付近の給水所近辺に重点的に配置されている。この地点、ほんとうに凄くきついタイミングなので、日頃から鍛えている元気のいい野球部メンバーたちが、ランナーたちを鼓舞してくれるのは本当にありがたい。
そして、僕の場合は、彼らのそばを通る際にくたばっているのはちょっとカッコ悪いなっていう気持ちがあるので、仮にそれまで歩いてしまうほどへばっていたとしても、その手前からはゆっくりでも走るようにしている。
先日の記事にも書いた通り、今回のレースでは20-22kmあたりでほんとにリタイアしそうなほど追い込まれていたけど、そのタイミングで野球部ゾーンに差し掛かったおかげで、再度走り始めることができた。これが本当に大きかった。
そして、その中にはうちのゼミ生もいて、一言二言やりとりできたので、それで元気もでた。その後は僕に気づく度に、みんなが声をかけてくれたおかげで、気持ちが前向きになり、その後の戦略につながる歩いて走ってのサイクルがうまく回るようになった。これがなければ、本当にやばかった。
だから、野球部のメンバーたちには凄く感謝している。
ありがとう!

そして、ゴール後はボランティアしてくれているうちの学生からメダルをもらい、手荷物受け取りゾーンに向かう途中には、別ゾーンでボランティアしてる学生たちにも会えて、疲れが飛んだし、ほんと至る所で感謝ですw

このように、1万人規模のイベントを数千人規模のボランティアスタッフの支えによって成立させている北九州の地域力って、改めて凄いなって感じた。


ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?