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#5 【1日10分で学ぶLP制作の基礎知識】売れるランディングページに必要不可欠な3つの構成要素

ランディングページで最も力を入れて制作するべき3要素とは?

ランディングページを作るにあたって、まず考えなければならない構成要素は以下の3つです。

(1)インパクトがあり、続きが気になるファーストビュー
(2)流し読みでも内容が把握できるサブヘッド
(3)何をしてほしいのか明確なコンバージョンエリア(CTA)

この3つの要素は、ランディングページの骨格とも言える部分であり、売れるランディングページを作る際に最も重要な項目です。

これらの構成要素を適当に考えているうちは、競合他社を結果で上回ることのできるランディングページを生み出すことは到底できません。

ただ、逆に考えると、この3つがしっかりと構築されているランディングページは、それだけでユーザーにとって魅力的なページになる可能性が高くなります

(1)インパクトがあり、続きが気になる「ファーストビュー」

「ファーストビュー」とは、ユーザーがランディングページにアクセスした瞬間に一番最初に見るヘッダー部分のことを言います。

ファーストビューはまさにランディングページの心臓とも言える領域で、ここでいかにユーザーの気持ちを引き込むのかが勝負になります。

ユーザーは基本的にページを開いた瞬間から約3秒間でそのページが自分の役に立つのか立たないのかを判断します。

これはWebデザイン業界では「Web閲覧の3秒ルール」と言われています。

特に、インターネットが高速化している今の時代では、スマホで気軽にページを閲覧するユーザーも多いため、もはやそのページの有益がどうかの判断時間は3秒よりも短くなっていると思われます。

自身の悩みやニーズを解決するべく、様々な情報を求めて移ろいゆくユーザーの気持ちを掴むためには、他のライバルとは一線を画したファーストビューを構築しなければいけません。

よって、具体的にどのようなファーストビューを構築するのかについては、LP制作の中で最も時間をかけて考えるべき最重要課題ともいえます。

(2)流し読みでも内容が把握できる「サブヘッド」

サブヘッドとは、ランディングページを読み進めるに従って、セクションごとに現れる「見出し」のことです。

なぜこのサブヘッドが重要なのかというと、残念ながらユーザーというのは、あなたがどんなに熱意をもってランディングページを作ったとしても、その全てを熱心に読んでくれるということはほぼないからです。

だからこそ、たとえ適当に読み飛ばされても内容が把握できて、展開している商品やサービスが記憶に残るようなサブヘッドを考えなければいけません。

事前にステップメールなどを通じてファンになっている状態であれば、真剣に読んでくれる可能性もありますが、リスティング広告からアクセスしてきたユーザーというのは、基本的に流し読みをする場合がほとんどです。

そして、ここで流し読みをしても内容があまり掴めないランディングページを見せてしまうと、「このページは役に立たない」と判断して別のページへと移っていってしまい、二度と戻ってはきません

なお、うすればサブヘッドを読んだだけでも記憶に残るようにするのかについては、

ストーリーを盛り込む(記憶に残りやすくなる)
・読んでいる人の心理状況に沿ったものにする(共感を生み出して印象に残す)

この2点を意識するとよいでしょう。

LP制作をしていると、客観的に見てどうでもいい細かな文章の修正を繰り返す方がいますが、そういう人に限って、サブヘッドの重要性を認識していないケースがとても多いです。

どんなに細かな部分にこだわったところで、全体のサブヘッドだけを流し読みして、誰にでもわかりやすい内容になっていないと意味がありません。

ファーストビューが「LPの心臓」だとすると、サブヘッドはランディングページを支える「手足」のようなものといえます。

なので、ファーストビューと同じレベルの意識で、サブヘッドは真剣に考えるべき項目です。

(3)何をしてほしいのか明確な「コンバージョンエリア=CTA」

人間は、ただ単に情報を手に入れただけでは行動しない生き物です。

ですが、逆に「これをやってほしい」と先に立って導くことで、納得して行動してくれる習性を持っています。

要するに、ランディングページで情報を提供した後には、必ず次の行動をわかりやすくユーザーに示すことが大切です

ここで肝心なのは、「わかりやすく」という点です。

次に何をすればいいのか誰が読んでもわかるように、コンバージョンエリア(CTA)を構築しなければいけません。

例えば、「お問い合わせする」「登録する」というボタンよりも、「30分間無料相談をする」「〇〇講座を受けてみる」といったより具体的なボタンを用意する方が、反応率が上がることがわかっています。

つまり、より具体的に次の行動を指し示すことで、ユーザーが自然とそこに誘導されるのです。

コンバージョンに関わるエリアは、別名でCTAとも呼ばれますが、この部分を見た時にユーザーが瞬時に判断できる言葉を用いることが重要です。

●CTA
Call to Actionの略。ランディングページに訪問したユーザーに、コンバージョンを起こしてもらうための誘導部分。問い合わせボタンや申込みボタン、スマホであれば電話ボタンなどリンクが埋め込まれたボタンである場合が多い。

ランディングページを制作する際に、「問い合わせも資料請求も説明会もZoom面談も全部盛り込みたい!」というような方がいますが、残念なことに選択肢が多ければ多いほど、人間という生き物は迷います。

ユーザーに対して選択肢を沢山作って親切に対応しているつもりが、逆にユーザーの混乱を招く結果になってしまう場合があるのです。

そのため、コンバージョン方法はどんなに多くても3つ程度に押さえておいた方が賢明といえます。

枝葉末節にこだわる前に、全体の骨組みを考えよう

以上、ランディングページに欠かせない3つの構成要素について解説をしてきましたが、これらの要素は売れるランディングページを作る際に絶対に欠かせないものです。

むしろ、この3つの内容が固まらないうちに、他の部分にうかつに手を出してしまい、枝葉末節な文言を何度も書き直しているのであれば、おのずと成功から遠ざかってしまうでしょう。

繰り返し言いますが、新しくやってきたユーザーは基本的に、あなたが真剣に作ったランディングページを、最初から一字一句熱心に読むことは絶対にありません。

熱心に読むとしても、それはある程度色々なページを見て、そのページが記憶や印象に残った時だけ、再訪問して初めて真剣に読んでくれます。

なので、簡単な流し読みでも強く記憶や印象に残り、たとえ別のページに移ってしまったとしても、また戻ってきて中身をじっくり読んでもらえる、そんなランディングページを作成しなければいけません

そのためには、今回挙げたファーストビューとサブヘッド、そしてコンバージョンエリア(CTA)の3点をいかにユーザーにとって魅力的でわかりやすい形に仕上げていくのか、時間をかけて考えるようにしましょう。

本日のまとめ

というわけで、本日の話を1枚のカードにまとめましたので、ぜひ押さえておいてください。

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