本に書いてある知らない食べ物ってすごくおいしそうに感じる
架空のお話や、全く違う時代の話に出てくる食べ物ってどうしてあんなにおいしそうなんだろう。わたしはハリーポッターを読みながら「バタービール」という言葉に胸をときめかせ、中世ヨーロッパの質素な食事の代表格として描かれる「ライ麦パン」や「レンズ豆のスープ」という物に想像を馳せて生きてきた。人間はわからない物を想像で美しく補完してしまうものだと思う。特に本を読んだ時に出てくる知らない食べ物は見た目も匂いも全く分からない。だから本で知らない料理にでくわすと尚更、湯気をあげて出されるホ