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刀が鞘に綺麗に納まらなくても無理はしない

私は年中展示ケースに入れっぱなしですが、普通日本刀は休め鞘(白鞘)に入れて保管されていることと思います。
冬場などの乾燥した時期というのは得てして下のように綺麗に納まらず、少し隙間が空く場合があります。

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この時に無理やり押し込もうとすると鞘が割れるので、入るところまでで止めるようにしましょう。
うちの刀は冬場は皆大体写真位の位置で止まってしまいます。

反対に湿度が高いと最後まで綺麗に納まったりします。
これは白鞘の材質である朴(ほう)の木が水分を含むことで膨張し穴が大きくなるからです。

味噌汁に入れる乾燥した「ふ」に水を垂らすと膨らみますよね。
あんなイメージを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。

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(画像出典:marukome

最後まで納めたい気持ちは分かりますが適度な所でやめるをお忘れなく。

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