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「東美特別展」の設営に行ってきました

いよいよ明日10/15(金)~10/17(日)で東美特別展が始まります!!
場所は大刀剣市でもお馴染みの東京美術倶楽部です。

という事で卓上刀箱と卓上短刀箱を設置する為、日本刀剣さんのブース設営にお邪魔させて頂きました!

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ブースの設営に携われるのはとても貴重な体験です。
日本刀剣さんのブースは3階の階段前にあります。
なんと製作した展示ケースに飾って頂ける事になったのは月山貞利さんの 相州伝の作風をした太刀と、新刀の祖と言われる堀川国広の脇差です。

まずは卓上刀箱に入った月山貞利さんの作!
則重のような美しい肌が現れ、また細やかな昇り龍(玉追龍)の彫りが刃文という雲を泳いでいるような、そんな美しく調和した太刀で縁起も良さそうです。
身幅もがっしりしていて重量感があり、美しい姿の中に力強さも兼ね備えているような印象を受けました。

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そして卓上短刀箱に飾られた堀川国広!
国の字がハの字に開くような大きな銘振から慶長4年頃の作でしょうか?
潤いのある地鉄に力強い荒い沸の付く覇気のある脇差でした。
素剣の彫も美しいです^^
こちらは拵えも飾ってありました。
素敵な拵えが付いているので行かれた方は是非注目してみてください。

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準備中のためまだ展示されていませんでしたが、ブースの中央の白い布の位置には重美の来国俊が鎮座するようです!
目の眼10月号にも出ていた由緒ある太刀。
間近で拝見出来るのがとても楽しみです。

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他にはどんな刀が展示されるのでしょうか。
どれもとても間近で見れるので刀好きな方は必見です。
気になる方は3階階段前の日本刀剣さんのブースを訪ねてみてください。
私は早速明日10/15の午前中に会場を見に行く予定です。

刀剣以外にも茶器や絵画など様々な物が並ぶので、日本の美を堪能したい方には堪らない展示会になりそうですね!
私も刀剣以外のジャンルに少し手を伸ばしてみるかもしれません。笑


今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き御刀ライフを~!

東美特別展の出展社などについて以下に書いているのでよろしければ合わせてご覧ください。

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