卓上短刀箱の「2段仕様」の製作

製作している短刀用の展示ケース「卓上短刀箱2.0」の前後方向を少し大きくして拵と刀身を上下に並べて展示出来るものを製作してみました。

拵を下段に飾る事も出来ます。

なるべく上下方向をコンパクトに製作したく上下段の幅を狭めていたところ、別部品で作るよりも一体にしてしまった方が見栄え良さそうだったので一体にしてみました。

本当は現状の卓上短刀箱2.0にそのまま刀受けだけ差し替える事で改良出来れば良かったのですが、前後方向の幅が足らず、そう単純ではなさそうでした。（ケースの高さ寸法は現状の卓上短刀箱2.0と同サイズにしています。）
前後方向を狭めると干渉したり影が下に映りこんでしまったりなど弊害があります。
ただ既に卓上短刀箱2.0をお持ちの方で「それでも良いから拵も展示出来るようにしたい」という人に向けて改良出来る部品などは今後検討してみたいと思います。

拵の展示なども空間を大きく使ってゆったり作った方がるか、なるべくコンパクトに作り場所を選ばず展示出来るようにするか、展示スペースによっても好みも分かれる所で難しいところです。

ひとまずこの2段仕様の卓上短刀箱については年内にお披露目の場があると思いますので、興味ある方はご覧になってみてください。
情報公開出来るタイミングになりましたらまた私の方でもお知らせします。
販売は…まだ未定です。
もう少し待って頂ければと思います。。

因みに卓上脇差箱2.0や卓上刀箱2.0を用いて短刀と短刀拵を横並びで展示出来るものはこちらから製作受け付けています。

卓上刀箱サイズ。脇差サイズだと3分の2くらいの横幅になります。

最近は刀展示ケースEDGEや刀収納箱など新規製作品を並列して製作している状況なので部品管理含め結構複雑になってきて大変な面はありつつも、その分地味に今年は色々な事に挑戦出来ている気がします。
あまりＸなどで発信出来ていませんが…。
ケースについてももっと発信しないと駄目ですね。
どうもSNSは面倒で億劫になってしまいます。

今回も読んで下さりありがとうございました！
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それでは皆様良き刀ライフを！

↓この記事を書いてる人（刀箱師　中村圭佑）

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。