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刀とオカルト

以下のかまたさんのツイートを見て私も以前自称視える(霊的な意味で)という人がいたことを思い出したので、今回はその時の話でも。


・私個人の考えを先に示すと

このブログを書くに当たり初めに私個人の考えを示しておくと、刀はあくまで物であり、そこに幽霊や先人の魂が入り込んでいるなどといった九十九神のような存在は信じていません。
幽霊が夜中に出たりなど一度もありませんし、手にした事で不幸になったりと生活が変わったこともありません。
なのでオカルト話は信じていません。(信じてはいないけど好き)

但し長い歴史の中でその刀が人の命を奪った可能性はありますし、所有者が命を託していたものであったことは間違いありません。
刀が使われなくなった時代もそれを守り抜いてきた人がいるので、そういった方々に敬意を表す事は大事に思っています。


・前にお会いした視える人のお話

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展示会をしている時にその方は現れました。

上の短刀をじっと見られた後、「私刀については全く知らないんですが、霊感が強くて霊の存在とかによく気がつくんですよ」と仰っていたので興味深くなり、この短刀にも何か霊は見えますか?とお聞きしたところ、「この刀からは温かな良い気を沢山感じます」と一言。
霊の存在を一切信じない私としてもそういって頂けると何だか嬉しくなります。

そしてその後に「でも700年も経っているので1人や2人の命は絶っていると思いますが怨念のようなものは見えませんか?」と少し意地悪な質問をしたところ、「それ以上に今までの持ち主が大切にしてきた人が多かったのでしょうね。悪い気は全くありません。温かい良いオーラで満たされています。」と仰っていました。

これは流石に嬉しい。
むしろこのような質問をした自分自身の卑しい心が恥ずかしくなる。
(先に書いた通り私はスピリチュアルな事は基本信じないのですが、プラスの事はプラスに受け止めます)

その言葉を聞いてからより刀に対して敬意を払おうと思いました。
気やオーラの存在は私には分かりませんが、無くなることなく現在に残っているという事はそれだけ大切にされてきた証である事は間違いなく。
研ぎ減っていても研ぎ減る位使われた(愛用された)とも考えられますし、研ぎ減りは大切にされて来たかどうかの判断には関係ないと思います。
刀に身も心も預ける位に気を入れ込むのはやめた方が良い気がしますが、取り扱う時に敬意の心だけは決して忘れてはいけないと再認識したきっかけになったのでした。

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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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