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倶利迦羅不動寺

昨日石川県にある倶利迦羅不動寺さんを訪問しました。
倶利迦羅の「迦」という字は「伽」でも良いらしいです。
以前納めさせて頂いた独立刀展示ケースの改良と、ご挨拶を兼ねての訪問でした。
今回は倶利迦羅不動寺について、明日のブログで独立刀展示ケースの改良について書こうと思います。

①倶利迦羅不動寺とは?

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倶利迦羅はサンスクリット語の「kulihah」に由来し、「福徳円満の黒い龍」を意味します。
718年にインドの高僧が時の天皇の勅願により国土安穏の祈願をこの地でした際に、剣に巻き付いた黒龍の姿を感じそれをそのまま刻み安置したのが始まりとされているようです。
(以下の絵は倶利伽羅剣の参考として)

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(画像転載元:近畿三十六不動尊霊場 納経軸

因みにこの絵にも描かれているものも境内で見る事が出来ます。

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話を戻し、その後1183年の倶利伽羅源平合戦の際、兵火で多くのお堂や寺宝が焼失しますが、その後、源頼朝によって再興。

本能寺の変があった1582年あたりでは廃寺同然となっていたそうですが、
江戸時代(1624〜1644年)に秀雅上人が再興、また前田家の祈願所や参勤交代の休憩所となったことから、再び隆盛したそうです。
その後も火災に遭い、現在の建物は1949年に復興されたようです。

更に詳しい歴史を知りたい方は以下の倶利伽羅不動寺さんのHPをご覧ください。

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一通り参拝したあと、福徳を頂きたい下心で福銭を買いました。
倶利伽羅のご加護がありますように…。

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標高は不明ですが、高い位置にあり景色が素晴らしいです。

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コロナの関係で柄杓がなく、手水舎の水で直接手を清める方式となっていました。
こういう所にもコロナの影響が出ているんですね。

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また、少し別の場所に「鳳凰殿」もあるらしいです。
私は時間の都合上行くことが出来ませんでしたので、次回行きたいと思います。

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(画像転載元:https://www.kurikara.or.jp/access/



②どこにある?

石川県の金沢より少し上にあります。
横浜からだと車で7時間、飛行機を使えば羽田から1時間で石川県まで行けるのでそこから乗り継ぎ「津幡駅」からタクシーで20分だそうです。

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私は横浜から車で行ったので、途中休憩挟んだのもあり約10時間位かかりました。
今地図を見返すとその地点での景色が鮮明に浮かんできます。
沢山走った。沢山走ったなぁ…。。
何度心が折れかけた事か…。
もう車で行くことは無いでしょう…。
展示会の際は飛行機or新幹線で行こうと思います。

因みに不動寺は山の中を結構進んだ先にあります。

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車は2台通れる道もありますが、1台しか通れない狭い道もあります。
夜は街頭がほぼ無いので、何も見えません。
普段山道を運転しないので真っ暗な中ヘッドライトのみを頼りに走るのは緊張の連続です。
明るいうちに帰りましょう。

でも不動寺から見る夜景はとても綺麗。
これは誰かと見たい…そんなことを思いながら1人で後にするのでした。
(崖から落ちないように慎重になりながら…)

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それでは皆様良き御刀ライフを~!

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