刀おじさんの一生態
刀の展示即売会などに行くと刀を前にして刀談義に華を咲かす人は多い。
その中で周りにも聞こえるほど一際大きな声で話す人がいる。
なぜかそのようなタイプの人にこの傾向があるような気がするが、間違った知識をさも正しいようにひけらかし、大した物でない物をさも凄い物かのように自慢する事が多いような気がする。
そして得てしてそれをその道のプロに話している事がある。
なぜなのか。
以下は私が実際に聞いた会話。
・間違った知識をひけらかすおじさん
・さも凄い物のように自慢するおじさん
と、この2つは半ば強制的に私の耳に入ってきた実話ですが、おじと話している方の気持ちがヒシヒシと伝わってくるような不思議な感覚を覚えます。
おじの話相手になった方はお二人ともかなり言葉を選んで話している様子でした。
そういえば実際に知識が豊富で〇千万円クラスの刀を持っている人にこの大声で語るタイプを見た事が無い。
まぁ大声で物自慢するのは品性を感じず、そのような人がそのような刀を持っている事の方がレアケース、というのはありそうですが。
しかし人から聞いた話によると、昔鑑定会に文化財クラスの刀を貸し出した方がいたそうで、その刀が鑑定会で絶賛されるや否や、会場で「その刀は俺の!」と大声で叫んだ人もいたようで。
会場の人は皆苦笑いだったと…。
という事で何か「刀おじさんの生態」を1つ分類出来たような気がする。
大声出すおじさん、大抵ロクな人いない。
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それでは皆様良き御刀ライフを~!
↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)
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