刀の匂口をどれだけ見えているかが1つ、プロと素人の差なのかもしれない
先日霜剣堂さんにて親国貞の刀を3パターン見せて頂いた。
大体反りや長さ、切っ先の大きさなどの姿は全て同じであるが、以下のような地刃の見え方の差(あくまで個人的に感じた事)が見られる。
(因みに「匂口」とは、こちらの記事が参考になるかと思います)
1つは国儔にそっくりな匂口が深く地鉄が詰んだ地刃共に冴えたいかにも慶長新刀を思わせる作。互の目調の刃文。(親国貞は国儔に師事していたと考えられ、特に初期は作風が似ていて然るべきとのこと)