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落花流水
いつのまにか季節が動いていました。
ずっと、内へ向かうばかりで何かをアウトプットすることができないまま、夏を越えて秋の空になっていました。
いろんな人がいろんな形で、私の背中を押したり手を差し伸べてくれたりで、最近、やっと糸を触りました。
やっぱり楽しい。
なんで、ずっと織り機の前に座らなかったのだろう?
糸に触りはじめたら、やはり、色々アイデアも湧いてきて、在庫の糸はたくさんありますが、すこし新しい糸を買い足しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1665716108038-5zeR5v3gUw.jpg?width=800)
吉祥寺にある、手織り工房じょうたさんで糸を買うことが多いのですが、こちらの糸セットも時々注文させていただいています。
セットに名前がついているのも、なんだか良いのです。
今回の糸セットは、「落花流水」というネーミング。
色味で選んだのですが、糸が手元に届いてから、言葉の意味を調べてみました。
落花流水(らっかりゅうすい)
落ちた花が水に従って流れる意で、ゆく春の景色。転じて、物事の衰えゆくことのたとえ。時がむなしく過ぎ去るたとえ。別離のたとえ。また、男女の気持ちが互いに通じ合い、相思相愛の状態にあること。落ちた花びらは流水に浮かびたい。流水は花びらを浮かべて流れたいという気持ちがある。すなわち男女が互いに慕い合い、愛し合うこと(=相思相愛)。
なんとなくせつない意味のある言葉なんですね。
別離のたとえがありつつも、相思相愛の意味もあるなんて!
落ちた花びらは流水に浮かびたい。
流水は花びらを浮かべて流れたい。
なんか、キュンときます。
歌になりそう…
イメージ拡がります。
どんなものが織れるかな?
手織り工房じょうたさんは、何度か工房に織りに行ったことがありますが、すごく素敵な場所にあります。
そして、online shopで買い物をすると、必ずハガキを入れてくださり、しかも、スタッフの方の手書きのメッセージが書いてあるのです。
時々、城達也さんからのメッセージも。
手書きのメッセージは、毎回、とても嬉しい気持ちになります。
今年からは、そのお葉書も二十四節気のものになったようで、私の手元には10月寒露のお葉書が届きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1665717358878-DSqZL9n7LJ.jpg?width=800)
糸を見たり、選んだり、触れたりすることは、やはり、私が一番ワクワクする時間だし、トキメキを感じる時間なんだなぁと改めて思いました。
少しずつアウトプットしていきます。
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