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PastとRegret

『後悔先に立たず』という言葉があるのはみんな知っていること。

”今更後悔しても遅い”だから事前に熟考していこうという意味がある。

例えば今までしてきた後悔を全てメモにとり、自分の行動を把握して今後起こり得る後悔を取り除くことってできるのか?という疑問の元、このお題で綴っていきたいと思う。

そもそも後悔はなぜするのか?

『自分よりも優れた人が居る』『今の自分が最高な状態』しかないと思っている。

まずは一つ目
自分より優れている人が身近にいる場合、その人が辿ってきた軌跡と自分を比べてしまうケース

今現在の自分を成しているのは、過去の自分。
そして尚且つ嫌なことしか思い出す事ができない。

そして二つ目
今の自分が最高な状態なのはとてもいいことだが、”もっと早く行動に移していれば”というかなりマイナス的な考えではあるが、これも過去の自分を振り返っているケース。

今現在、この世界の人口が何人いるのか把握していないが、ものすごい数の人口=人が居ることは確か。

ましてや同年代で活躍している人や自分の同期の活躍など、ジェラシーを感じてしまうことは多々あると思っている。

そんなことを考えているのは、もちろん僕自身だ。

そこで、一番初めに書いたことの繰り返しにはなるが、自分の行動を把握して、この先自分が後悔しそうなことを潰していくことはできるか?という話だが、まず言える。

『無理だ』

なぜか。
後悔は現在進行形で進まないからだ。
そもそも”後になって悔やむ”ことを熟考することなど不可能だ。

だからこそ『後悔先に立たず』という言葉自体が成立していない。
だって熟考できるのは、何回も言うが自分の過去の行いからだからだ。

また同じくマイナスな考え方かもしれないが
『後悔するだろう』と思って行動することの方がむしろ少ないのだ。

後悔=マイナスなことが多いのは漢字からしてもそうだが、みんな後悔しないように生きているはずで、気づけば後悔しているのだ。

無茶苦茶な話ではあるけれど、『後悔は必ずするもの』なのだ。

しかし、後悔をしていないと答える人も一定数いるだろう。
それは二つのパターンがあると思っている。

1.今の自分が全ての過去を含めて素敵な人生であると感じている
2.過去の出来事に対して後悔と認識していない

何が言いたいか。

結果よければすべて良しとまでは言わないけれど、全てのことは自分次第だと思うのだ。

嫌なことを避けていくことはできるし、自分を強くしていくことも環境ありきだけどできる。

だから僕は最終死ぬ間際になった時、後悔ばかりが残る人生と言えないようにこれからの自分に対して大いに期待をしていきたい。

こんな事を書くのも、今までの人生で後悔しているポイントが山ほどあるからだ。

”してしまった”などの文末に『た』が過去を楽しくしていけるよう前に進んでいきたい。

だから

過去を振り返ること=嫌なことを探す

ではなく

過去を振り返ること=楽しかったことを思い返す日々を送っていきたい。

人生は常に現在進行形。
後悔はしていいもの

これからも心に刻んでいきたい。



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