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欲の底
こんばんは。
本日も皆様お疲れ様でした。
本日のテーマは。
『欲の底』
人間には三大欲求があるのはみんな知っていること。
食欲・性欲・睡眠欲
『欲』という感じの意味は。
ほしがること。
自分のものにしようと熱心に願い求めること。
また、その気持ち。
そもそも欲には相手やものを自分のものにしようという気持ちがあるらしい。
僕は冒頭にも書いているけど、欲には底がないと思っている。
誰かが自分が羨むことをしていると、それを欲したり、自分に都合が悪かったりすると、感情に乗せて自分の欲をぶつけたり。
欲は計り知れないくらい大きくて、測りきれないくらい素敵なものでもある。
人を好きになることもそうだし、美に関してもそうで、色欲・渇欲など、様々なものが欲に支配されている。
こうなりたい・こんな仕事に就きたい・自由になりたい。
Want toが後に付くものというのは、全て欲に該当してくるのだろう。
しかし、この欲だが考えてみると目に見えるものだけではない。
表に出ない感情や言葉にできない想いなど、相手に伝える必要がないものでも実は欲を持っていたりもするもの。
その一部分を僕たちは日頃目にしたり聞いたりしているのだろう。
真のテーマはここだ。
『相手の思うことを理解することって可能なのか?』
このテーマの結論は多分出ない。
なぜって形あるものだけが全てではないし、相手の心は見ることも貸すこともできないのだから。
でも、それを少しでも理解するために人類には言葉があると思っている。
しかし、言葉もまたとても難しい。
前にも書いたけど、言葉も完璧じゃない。
意味を知った上で使ったとしても、相手に伝わっていなかったら意味がないし、伝わったとしても相手が思っていたことと違うこともある。
相手がこうして欲しい!と思うことを叶えたとしても、その奥にはさらにもっと多くの欲が存在しているはずだ。
恋愛・仕事などは特にそうな気がしている。
相手の嫌な部分、相手に直して欲しいところがあったとして、それを直したとしても、他にもたくさんある可能性だってあるのだ。
じゃあ、どうすることが正解に近いものなのか。
その部分はその部分で魅力的な部分でもあると思ってあげること。
決して簡単なことではない。
なぜか。
人間皆違うからこそ様々な価値観と呼ばれるものがある。
その価値観はおおよそ、その人がなりたかったもの、すでになっているものに合わされやすい。環境など…
そこが違えば、その部分を魅力的とは到底思えないこともあるかもしれない。こんな偉そうなことを書いている僕がまさにそうだからだ。
魅力的な部分で落ち着かせるか、相手を尊重し許してあげるか。
この辺りがとても大切なような気がしている。
人間は全ての記憶を脳に残しているわけではなくて、重要なものだけをピックアップしているに過ぎない。
だからこそ、忘れていくものでもある。
自分を殺すことで叶うものもあれば、望んでいるままになることもある。
心が優しすぎる人は、殺す方にいくのだろう。
そんな方々の欲を。ありのまま表に出る欲を。救い出していけるような人になれたらなぁとすごく思う。
自分も自分を殺してしまう人間だから。
総じて、たぶん欲って大事。
その欲を分かってあげられるような優しい人がたくさんいることを願いたいってそんなふうに思う。
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