投球動作の機能障害に対するコンディショニングドリル
最近毎朝5時おきで英語、6時からランニングと言う生活が習慣化してきました。
だいたい30分5kmで走っていて、月間走行距離は120-130kmです。
続けると、走らない日が気持ち悪くなりますね笑
熱中症にならないように気をつけて走っていきます!
そろそろ野球シーズンも始まりますね。県大会のサポートしていたときは、選手のサポートというより応援に来ている観客の熱中症に対応が多かった記憶があります…
みなさん、熱中症には気をつけて野球観戦してくださいね!
投球動作と機能障害の関係性について
1.early cocking
肩関節はテイクバックからトップポジションまでに内旋位での外転運動を行います。
その際に肘が肩の高さに達する直前に内旋位にあった上腕を中間位に近づけることが肩峰下インピンジメントを回避する上で重要と言われています。
しかし、内旋位での外転運動は後方タイトネスによる制限を受けやすく、代償的に水平伸展を伴った外転運動により肩峰下インピンジメントを生じやすくなります。
また、MERでの肘関節外反ストレスは肩関節90°~100°外転位において最小となると言われており、この外転角度が得られなかった場合、過度な外反ストレスが加わることになります。
良好な投球動作を獲得するためには軸脚の股関節・膝関節・足関節が屈曲位の状態で並進運動が行われているかを確認する必要があり、投球方向へまっすぐ踏み出すことが理想とされています。
しかし、並進運動の際に、軸脚の股関節・膝関節・足関節を屈曲位に保持できない場合は早期に股関節を伸展し、クロスステップ方向に踏み出すことが多いです。
その場合、投球目標に対して通常のリリースポイントよりも外側となり、acceleration期からfollow through期にかけて過度な肩関節内旋・内転運動、前腕回内運動を強いられ、肩関節では前上方関節内インピンジメント(ASI)や肩峰下インピンジメントを生じる原因となると言われています。
このような投球動作はブレーキ作用として遠心性に収縮する棘下筋や小円筋により強い負荷が繰り返し加わることで障害を引き起こします。
肘関節においては前腕屈筋群の機能低下から肘内側障害の原因となることがあります。
2.late cocking
ここから先は
Physio365〜365日理学療法学べるマガジン〜
365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…
整形外科疾患の知識、筋膜の基礎、自費整体のリアルなどを週1回お伝えします!