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「いい人をやめる」が、成功の秘訣

プロデューサー養成講座の受講生である鈴木誠さんに、受講の前後での変化についてインタビューを行いました。

今の状況を変えたくて

YouTubeの収入だけで生活ができていたので、人の役に立ちたいという思いからも他のスキル(SNSコンサル)は相場よりかなり安価に提供していました。このままではまずいと思いつつ無料カウンセリングを受けると、これについて片平さんの稲妻が落ちてきました(笑)。その言葉に心を動かされ、この状況を切り替える目的で受講を決意しました。

親切の認識が変わった

これまでは、人の役に立ちたい一心で、やってみたいけど勇気が出ない人の背中を押す意味で仕事を請け負っていました。友達のような関係性で、アルバイトのように安価なサービス提供。お客さんの食いつきは、良かったです。しかし、状況は変化していきます。人は、100円ショップで買ったものは雑に扱ってしまうけれど、アップルで何十万もかけて買ったものはすぐに捨てない。そんな風に、私が安価で受注したためか継続率が低く、お客さんが切れてしまっていました。SNSは続けないとお客さんのためにならないのに、私がお客さんを本気にさせられず、やがて私のサービスを辞めていってしまう。そういったケースが続き、自分が親切のつもりでやっていたことは、本当の親切ではなかったと分かりました。

いい人をやめなさい

「えむやんはいい人をやめたほうがいい!」
これは第1回の授業で、片平さんに言われた言葉です(笑)。
今までは、いい人でいることが人のためになっていると思っていました。でも、お金が発生してる以上は、いい人でいることよりも大切なことがある。自分はプロデューサーとして、お客さんに対して責任感を持つべきだと気づきました。


鈴木さん。笑顔から、穏やかなお人柄が伝わる。

先払いの必要性

私の経験上、後払いのサービス提供だと最初に決めたプランと違う内容を要求されるケースが非常に多いです。追加は別料金がかかるとお伝えしても「これぐらいいいでしょ」と妥協を求められる。追加料金は、支払われないケースが多かったです。動画編集でテキストを何文字か変えるにも焼き直しが必要なので、すぐ簡単にできることではないのに…。一方で、事前に料金を頂くことで、その際に取引の仕組みができます。先日は、自分のお客さんにこの料金体系とともに追加作業で発生する追加費用についてご説明したところ、別料金をしっかりと払っていただけました。この先払いの問題について、自分のお客さんが同じような業界にいるので話してみましたら、そこまで考えたことがなかったと言っていましたね。
またお客さんには、先払いとともに、もともと安価すぎた料金の引き上げを交渉しました。最初の方は、うしろめたさを感じていました。しかし、先払いと見直した料金体系の方が、優先的に仕事に取り組める機会を提供できる。次々に仕事が入ってくる中では金額が大きく、急いでいるお客さんの方を優先するからです。先に料金を頂くことで、そのお客さんの仕事に、あらかじめ時間を確保するようになりました。

学びによって変わったこと

安価での受注を卒業することで、各案件により真剣に向き合うことができています。。寧ろ、その後お客さんから謝罪のメールがくることも(笑) 
一つの仕事に線引きをする上で、自分に必要なお客さん、合わないお客さんがいると分かるようになりました。後払いがなぜか常識みたいになっているのですが、コンサートだってチケットを買ってから行く、電車だって切符を買ってから乗る。商売において先払いは、当たり前のことです。
片平さんの教え方には無駄がなく、ズバッと的確に言ってくださります。私は初心に戻る時には”いい人をやめる”をいつも思い出し、いつも「片平さんだったらどう対応するのだろう」と考えています。

インタビューは以上です。
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