『雨降りお月さん』を尺八で吹きませう🎵
梅雨入りです。
こんな時は、雨降りの曲でも吹きましょう。
お嫁入の歌でもあります。
メリカリ無しです♪
作詞:野口雨情
作曲:中山晋平
雨降りお月さん 雲の蔭
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
ひとりで傘(からかさ) さしてゆく
傘(からかさ)ないときゃ 誰とゆく
シャラシャラ シャンシャン 鈴付けた
お馬にゆられて 濡れてゆく
いそがにゃお馬よ 夜が明けよ
手綱(たづな)の下から ちょいと見たりゃ
お袖でお顔を 隠してる
お袖は濡れても 干しゃ乾く
雨降りお月さん 雲の蔭
お馬にゆられて 濡れてゆく
1925年(大正14年)の正月に発売された雑誌「コドモノクニ」で発表された。
当時はまだ2番がなかったが、昭和4年に『雨降りお月さん』のレコードが発売された際、商品として尺を伸ばすために、雑誌「コドモノクニ」1925年3月号で続編として発表された別の曲『雲の蔭(くものかげ)』が転用された。
野口雨情の奥さまの嫁入りも雨降りだったそうです。
白無垢で馬に乗って。
た、大変でしたね、昔は💦
雨と月、
同時に見ることはなかなか無さそうですが、見出し画像にもあります小林 清親の浮世絵では、傘をさしている人と、雲間に隠れる月が描かれています。
June Brideなんてあり、6月に結婚式を挙げると一生涯にわたって幸せな結婚生活を送ることができると言われていますが、この歌は何月だったのでしょう。
梅雨の雨降り、恵みの雨でもあります。
6月に結婚される方々も、お幸せに❤️
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