『慶長之掟書』其ノ二!☆江戸幕府の宗教政策と「掟」
前回『慶長之掟書』の続編です。
さて、
虚無僧の宗派、普化宗は一体いつ頃、どのようにその権利を獲得していったのかを探求しておりますが・・・
『慶長之掟書』は一体どういうものかというと、水戸黄門の超有名台詞「この紋所が目に入らぬか!」の印籠のようなもの。それは権力のシンボルである「三つ葉葵」を見て皆がひれ伏す、あの徳川家康の『御老中達』のサイン入り特権的優遇措置が盛り込まれている「掟書」が論より証拠であるという、そんなお話でした。
何故それが江戸後半までバレずに済んだのか