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【クリエイティブ生活】『メガ・コーポレーション〜国家を賭けた攻防』を書いた理由【小説・ゲーム】

 最近関心があるのは経済学と簿記です。日本の景気を良くするために、色んな人がいろんな事を言っています。経済学は理論通りにはまずならないと言われています。景気を良くする確実な方法があれば国もすでにやっているはずですね。(ある省のお役人が悪い説もありますが)誰にも確かなことは言えないようです。

 かつての高度経済成長やバブル期の面影はすでに無く、衰退を感じさせられる日々。一方で隣国はどんどん力を付けてゆきます。今の情勢を予想はしていませんでしたが、90年代後半くらいから、私個人は少なくとも隣国を舐めてはいませんでした。00年代に入り、ネットで先行者がネタになっていた時にも。

 今になって思うところがあって、『メガ・コーポレーション〜国家を賭けた攻防』をノベルゲームと小説に仕上げました。

 日本のバブル期には、アメリカのハリウッドは、『ライジング・サン』という映画を創りました。

 当時は世界中で日本叩きがありました。アメリカもかなり酷いバッシングをした国です。経済大国となった日本への妬みもあり、一方では日本人にも問題点があったとも思います。

 そんな中で、『ライジング・サン』は日本でも公開されました。私は、アメリカの日本叩きの映画だと聞いていました。結局私は未見のままです。

 当時の知人の感想によれば「よく言われるような単純な日本叩きではない。日本人がアメリカの悪い点を指摘する場面も出てくる」とのことでした。

 映画はついに見なかったのに、今でもこの感想は頭に残っています。

 脅威と思える相手に対し、それが個人でも集団でも、冷静に見極め、なおかつこちらの弱点も同じように冷静に見る。

 アメリカにはそれができる人がいるんでしょう。全てのアメリカ人がでないのは言うまでもなく。

 私にはできているのか分からないですが、できる人が一人でも増えてくれるのを願っています。

 だから『メガ・コーポレーション〜国家を賭けた攻防』は、誰が何と言おうとも、決して敵方のメガ・コーポレーション『揚子江』を分かりやすい悪人ズにして、それを叩きのめしてスッキリ、な展開にはしなかったのです。

 なぜそんなことを言われたかと言うと、ネット小説やフリーゲーム制作の界隈ではそうした分かりやすい勧善懲悪物が流行っていて受けるから。それが理由でした。まあnoteに来たらもう関係のない話です。

 ノベルゲームの方は無料公開なので、そちらだけでもどうぞ。この記事でご紹介しています。


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